こんにちは。😊
雨降りの日は、身体中の関節がきしむ虚弱トレーニーです。😭
毎日のようにジムに通っている方は、全身を何分割かにしてトレーニングする、いわゆるスプリット法を取り入れている場合がほとんどだと思います。
その上で各部位に対して、それぞれ数種目を行うのが普通になっています。
それは問題無いと思いますが、果たしてどれだけの人が、それぞれの種目の意味を理解し、目的意識を持ってトレーニングしているでしょうか?
例えば胸のワークアウトであれば、ベンチプレス、インクラインダンベルフライ、マシンフライ、ケーブルクロスオーバーなどがありますが、動きを犠牲にして重量を最優先してトレーニングしている人を良く見かけます。
ベンチプレスなどのパワー系種目であればまだしも、マシンフライやケーブルクロスオーバーなどで可動域を狭くしてまで高重量でトレーニングする事には首を傾げます。
これはPOFを理解せず、根性論でトレーニングしている人に多いように思いますが、筋肉が最大に伸びた状態(フルストレッチポジション)、筋肉が最大に収縮した状態(フルスクィーズポジション)、その中間の状態(ミドルレンジポジション)というのを理解していません。
ベンチプレスの場合、大胸筋にはミドルレンジでの負荷がかかりますが、コンパウンド種目であるメリットとして、高重量を扱う事が出来ます。
ダンベルフライではここまでの高重量を扱う事は出来ませんが、ベンチプレスに比べて大胸筋をより強くストレッチさせる事が可能です。
マシンフライでは最大収縮した状態で大胸筋に負荷をかける事が出来る為、ベンチプレスとはまた違った刺激を与える事が出来ます。
僕が胸のワークアウトのメニューを作る場合、必ずこの三つのポジションを押さえるようにしていて、例えばベンチプレス、インクラインダンベルフライ、マシンフライという具合。
またある時は、インクラインスミスマシンプレス、ダンベルフライ、ケーブルクロスオーバーのような感じです。
いずれもパワー系種目を中心に高重量を扱い、ストレッチ種目とスクィーズ種目で補うといった構成にしています。
ストレッチ種目とスクィーズ種目においては、それぞれのポジションでしっかりと負荷をかけてやる事が大切なので、重量にはあまり拘らず、筋肉の感覚を最優先して行うようにしています。
このように各種目のメリット、デメリットを理解し、目的意識を持ってトレーニングする事は必要不可欠だと思っています。
気合いや根性だけで強くなるのであれば、戦争だって大和魂とやらでアメリカにも勝てたでしょう。
古臭い精神論で核兵器に勝てるはずありません。
残念ながら、この三つのポジションを理解した上でトレーニングを続けていても、そのうち必ず記録の壁、プラトーにぶち当たります。
個人的にはその壁に当たってからが本当のトレーニングだと思っていますが、壁を乗り越えても更に高い壁が立ちはだかってきます。
その壁を乗り越えていく為に必要な事が、
頭を使って考える
という事だと思っています。
次回は40kgのベンチプレスしか挙がらなかった僕が如何にして175kgを成功させたのか、昔の記録を元にして具体的に書いてみようと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。😆