こんにちは!
今回はご本人から許可をいただいたので、KKさんとは別の僕のクライアントさんのトレーニングをご紹介します。😊
最初にこの方のプロフィールを簡単に。
YEさん
45歳女性
身長157cm
体重56kg
ウェイトトレーニング歴約六年
現在僕のクライアントさんの中では最も長く担当させていただいている方です。
参考までにトレーニングを開始した当初の体重は現在とほとんど変わらない57kgでしたが、体脂肪率、筋力は六年間で劇的に飛躍しました。
引き締まった身体を作って結婚したいという希望は現在も変わっていません。😳
KKさんとは違い、一週間に二回という限られたトレーニング時間の中で如何に結果を出して行くかがポイントになりますが、それでも僕の指導する内容を忠実に実行してくれ、筋力的には若い女性にも引けを取らない位になってきたと思います。
参考までにフルスクワットで60kgが10回、ベンチプレスは55kgが1回、スナッチ30kg、パワークリーン45kgと、結構立派な数字ではないでしょうか?
先日はウェイトリフティング種目であるスナッチを主体にしたトレーニング内容でした。
ウォームアップを省いた内容です。
マッスルスクワットスナッチ
10kg 5回 3セット
ハングパワースナッチ
20kg 3回 3セット
ハングスクワットスナッチ
20kg 3回 3セット
オーバーヘッドスクワット
20kg 5回 3セット
スクワット
35kg 10回 5セット
ベンチプレス
27.5kg 15回 3セット
ダブルクランチ
体重 20回 3セット
KKさんとはトレーニング頻度が違いますが、基本的にピリオダイゼーションを使っています。
九月から新しいサイクルに入ったばかりなので、重量はまだ少し軽めですが、順調にミッションをクリアしていると思います。
僕自身、長年のキャリアの中で数え切れない位の人達のトレーニングを見てきましたが、ほとんどが残念なフォーム、毎回限界まで筋肉を追い込む根性論的な内容であり、トレーニング記録をつけている人すらまず見かけません。
トレーニング記録は自己満足の為ではなく、その人自身のカルテのようなもの。
医師でもそうでしょうが、カルテ無しでは診察や治療をするのも大変です。
前にも書きましたが、トレーニングは計画的、戦略的に行い、必要な事をやるべき時に確実にやるという事が大切だと思っています。
僕自身も勿論そうですが、よく周りから「もっと出来るんじゃない?」「そんなの軽すぎるよ!」などと言われる事があります。
出来るからと言って毎回無理を重ねては、やるべき時に強度の高いワークアウトが出来なくなるという事を理解していません。
目先の重量や回数にばかり拘っていては、その先にある大きな目標を達成する事は困難です。
トレーニングに限らないでしょうが、一生懸命やるのは当たり前、大切なのは賢く取り組むという事です。
日本人あるあるですが、古くさい根性論や精神論が通用するなら戦争にも勝っていたはずです。
綿密にプログラムされた科学的な戦力の前にはそんなものは全くの無力でしかありません。
これだけ筋トレが世間に浸透してきている現在、一生懸命やるだけで結果が出るならどこのジムに行っても筋肉マンだらけのはずです。😳
気合いや根性だけでムキムキになれるのは余程の才能の持ち主か、怪しいサプリメントを使っている人だけです。
さて、今日は早めにトレーニングに行こうかな?