50歳からのベンチプレス100kgへの道 その1 | 人生を楽しむ為に!

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パワーリフティング、ウェイトリフティング競技経験あり。
アメリカゴールドジムでウィダートレーニングメソッドを習得。
現在は仕事と健康の為に日々トレーニングに励んでいます。

今日はKKさんの胸のワークアウトをやってきました。


KKさんのプロフィールについては少し前の、「スクワット120kgに向けて」をご覧下さい。🙂


九月から始めた今回のトレーニング計画ですが、年内にスクワットで120kg、ベンチプレスで90kgを挙げようというもの。💪


ベンチプレスは当初の目標は年内に100kgと言っていたのですが、あまりにスローゲイナーなKKさんの事を考えて、目標を下方修正した次第です。


さてベンチプレスに関してはピリオダイゼーションの第1フェーズの3回目、ラックが空いてなかったのでハンマーストレングスのインクラインプレスから開始しました。


今回のワーキングセットの内訳です。


ハンマーインクラインプレス

60kg 10回 3セット


ベンチプレス

55kg 10回 2セット

57.5kg 10回 2セット

60kg 10回 1セット


この後ウェイトリフティング練習をやったんですが、そちらに関してはまたの機会に書くとして今回は割愛します。🙄


筋肥大期の序盤という事で、全てのセットにおいて余裕を持たせてあります。


これまでの指導の中で、正しい身体の使い方を徹底的に練習してきた甲斐があり、ベンチプレスのフォームに関しては随分良くなったと思います。


ナショナルチームで国際試合の厳しい試合や、外国人選手に混じっての超ハイレベルなトレーニングを経験した僕はかなりの辛口評価しかしないのですが、それでもKKさんのベンチプレスは合格点に近づいてきたと思います。


ジムあるあるなんですが、ベンチプレスの時にお尻を浮かせたり、バーベルを胸に触れるまで下ろさない人が結構いますが、それでは本当に挙がったとは言えないでしょう。


ちなみに試合では足の踵がほんの少し浮いただけでも失格となります。


細かい重量や、回数の設定をして計画的に行う今回のようなピリオダイゼーショントレーニングも、正しい身体の使い方、フォームが出来ていて初めて効果が期待出来るというものです。


余裕があるうちは良いフォームで出来るが、回数や重量が限界に近づいてくると途端に動きが乱れてくるというのではまだまだ修行が足りません。


KKさんも最初の数ヶ月はバーベルの軌道が安定せず、バランスを崩して良く潰れたりしましたが、その度に厳しく指導を繰り返したおかげで最近では誰が見ても安定した良い動きになってきました。


おかしな言動や行動を繰り返す訳の分からない性格はもはや修正不可能だと思いますが。😵‍💫


プライベートな事は良く分からないのですが、トレーニングを始めた当初、毎回のように黄緑色のウェアばかり着て来るし、パンツや靴下、車に至るまで黄緑色、気味が悪いので禁止令を出しました。🤢


さて今回の企画は僕の他のクライアントさんも楽しみにしているそうなので、年内にスクワット120kg、ベンチプレス90kgを達成出来なかった場合には、みんなを夕食にでも招待してもらいたいと思います。


カメラを向けると異常に興奮して頑張るKKさん