もちろん筋力レベルの事では無くて、トレーニングに対する姿勢やモラルの問題。
例えば器具を足蹴にしたり無駄に乱暴に扱う人間、使った器具を片付けない人間、スマホをいじりながらマシンに居座る人間などなど。
管理する市の方にも問題があるが、料金が安いとどうしても利用者の質は下がってしまう。
やる気に見合った料金しか出せないというのはどこの業界でも全く同じ。
いつだったか、そこそこ筋力があるパワー協会の役員をしている人間がベンチプレス台の事で誰かと揉めていた。
役員曰く、「力のある人間が優先に決まっている!」との事だったので、私が仲裁に入った。
そんな筈が無い、利用する権利は皆同じ、そんな事を言うから筋力がある人間は馬鹿なんだと言われてしまう。
困ったものだ。
私も時間さえあれば、毎日でもゴールドジムなんかに行ってトレーニングしたいところですが、なにせやる事が沢山あり過ぎて移動時間さえ惜しい状態。
なのでフリーウェイトは総合体育館、マシンは南部体育館をメインにトレーニングしている。
要はトレーニングする人間のやる気次第、結果を一番左右するのは道具の良し悪しではありません。
ところで私は周りの人から、「何をやっている方ですか?」と言われる事があります。
返事はいつも、「健康の為に運動しているだけですよ!」です。
歯磨きをしなければ歯を失うように、トレーニングをしなければいつか健康を失うでしょう。
私にとってトレーニングは言わば生活習慣、ライフワークです。
ただ一般の人達より少しだけ真剣に取り組んでいるだけ。
だってそのほうが楽しいから。
マナーやルールを守ってトレーニングしている以上、筋力や経験値など関係ありません。
何を勘違いしているのか知りませんが、そんな事で威張るなど、自分が程レベルだと証明しているようなもんです。