毎年この時期になると、障害者パワーの西日本大会が愛知県で開催されていて、大会が近づくとメールや電話で毎日のように連絡がきていた。
私のうちから大会会場までは車で一時間程かかるのですが、例の人使いの荒い独裁者が毎度のように、駅まで迎えに来い!ホテルを予約しておけ!だのと、引っ切り無しに命令をしてくる。
私もボランティアで始めた事だし協力は惜しまないが、人間物の言い方があるはずです。
同じ内容の事を伝えるにしろ、悪いが迎えを頼めないだろうか?というのと、迎えに来い!では言われる側とすれば全く気分が違います。
ましてやボランティア活動をしているのになぜそんなひどい命令をされなければいけないのかと、納得が出来ません。
一昨年の全日本大会の時などは、独裁者と馬鹿姫を岐阜駅まで迎えに行きその後食事までおごらされ、ホテルまで送り翌朝早くにまた迎えに行き、うちの近所でレンタカーを借りて名古屋でベンチ台やバーベルセット一式を積み込み、東京まで運転して行き大会会場で搬入までした。
大会では全てのセッションでサイド補助をやれと言われ、挙句の果てに自分の憂さ晴らしの為に弁当を買ってこいだの、とどめにまた搬入した荷物を車に積み込み一人で東名を飛ばしてうちまで帰り、翌日仕事を休んでまでまた名古屋に行って一人で荷物を降ろした。
国際試合になればホイホイと出てくるくせに、こういう事になるとなぜか皆都合が悪くなる。
独裁者も大会が済んだら飛行機でさっさと福岡に帰ってしまうではないか。
こんな仕事業者に頼んだら一体いくらかかると思っているんだ?
今考えるとよくあんな事をしていたもんだ。
自分で決めて始めた事だから一生懸命やらないと気がすまないので頑張ってやっていたが、あのような人間の下ではとてもじゃないがやる気になれない。
一言で言えば人の上に立つ器では無いという事。
ふざけた選手もいたが、私が自分から協会を離れた一番の理由はあの身勝手な独裁者が嫌だったからです。
長くなってしまいましたが、もうこの時期になっても連絡も無くなり、馬鹿な選手や理事と顔を合わせなくても済むようになった。
また普段よほど食べていないのか、家族を連れてきては大会後の食事に貪り付く乞食のような哀れな人間の顔も見なくて済む。
我ながら今まで本当によくやっていたもんだ。
今後二度とパワーの大会の会場に足を運ぶ事は無いと思う。
もちろんトレーニングは続けていきますが、私はトレーニング以外にもやる事が沢山あります。
仕事も友達も無く、他に居場所も無い惨めな爺さんとは違います。
これからはまた自分の人生を楽しんでいきたいもんですね!
やっぱり自由って素晴らしい!^ ^