しばらく筋力トレーニングを休んでいる間に、腰以外の部位の痛みや違和感がほとんど無くなっています。
腰はスキーと長時間の運転で酷使していたので、回復にはまだしばらく時間がかかりそうですが。
胸のワークアウトを何カ月もまともにやっていないおかげか、肩の違和感も今はほとんどありません。
先日胸のワークアウトを再開しましたが、以前とは内容を少し変えてやる事にしました。
具体的にはアイソレーション種目をメインに行なうトレーニング方法にしました。
今回のワーキングセットの内訳
ペクデックフライ
40kg 30回 2セット
ダンベルインクラインフライ
20kg×2 30回 2セット
久しぶりなので軽めのハイレップスでアイドリング。
しかしパンプ感はプレス種目の比ではありません。
ところでこのように内容を変えた理由は、バーベルやスミスマシンでのプレス種目を行なうと、どうしても肩や肘、手首などに負担がかかり過ぎてしまうからです。
今後プレス種目を全くやらないという訳ではありませんが、胸筋に的確な刺激を与える事を優先して考え、出来る限り関節への過度なストレスは軽減させる事にしました。
目的が身体作りであって、ベンチプレスの使用重量を増やす事では無いのでしばらくはこれで様子を見たいと思います。
そのうちプレイクゾースト法でまたプレス種目も入れていく予定ではいますが。
私はパワーの試合に出ていた頃からいわゆる、リフティングのテクニックというものを使うのが苦手なほうでした。
苦手というより、使わなかったと言ったほうがいいかもしれません。
理由はズバリ、挙げる目的が身体作りにあったからです。
ですから試合の前以外では、ベンチプレスも足を上げてブリッジをほとんど使わず、ガチで力挙げをしていました。
試合ではルールの範囲内でワイドグリップやブリッジを使い、少しでも挙上距離を短くして記録を伸ばすのが良いのでしょうが、普段の練習からそのようなテクニックばかりに頼り、本当の筋力を上げるトレーニングを疎かにすれば、なかなか記録も伸びないような気がしてなりません。
それはあたかも100m走のタイムを良くする為に、走るスピードを上げるトレーニングをするのでは無く、少しでもスタート位置を前にして走る距離を短くしようとしているように思えます。
それではタイムは良くなっても本当の速さは手に入りません。
私の目的は100m走のタイムを良くする為に走るスピードを上げる事、ベンチプレスの挙上距離を短くするのでは無く、本当の筋力や筋肉をつける事なのです。
ベンチプレスの記録がどれだけ凄くても胸筋が強くて大きいとは限りません。
ですから個人的には何が良い、悪いというのでは無く、何が目的なのか?という事をしっかりと把握した上でトレーニングをするようにしています。