オアフ島に滞在中、一度だけだがシューティング場に射撃をしに行った事がある。
ちなみにハワイはアメリカの州なので、コルク銃や空気銃などでは無く、鉛弾を発射する本物の銃である。
なぜそんなところに行ったのかというと、その昔学生時代シアトルに住んでいた時に趣味で良くシューティングをやっていたからだ。
私のシアトルのホストファミリーの父はシアトルポリスの警察官だった。
うちでは護身用にと、私専用にライフルとハンドガンをくれて、私の部屋にはベッドの下にライフルと、枕元の引き出しにはハンドガンがいつも置いてあった。
休日その警察官の父が射撃の練習をしに行く時に、たまに私をハーレーの後ろに乗せていってくれて、射撃を教えてくれたりした。
そこではハンドガンからショットガンまで、様々な種類の銃を撃たせてもらった。
気に入ったのはスミス&ウェッソン社のM19、それからコルト社のパイソン357だ。
いずれもマグナム弾が撃てる強力な拳銃で、ちなみにM19はルパン三世であのさすらいのガンマン、次元大介が愛用している銃だ。
パイソン357は映画ダーティハリー2で、あの冷酷非道の白バイ警官グループが使っていたものである。
実際に撃ってみるまで、個人的にはダーティハリー本人が使っていたスミス&ウェッソン社のM29、通称44マグナムが一番好きだったが、あまりにも重く、撃った時の衝撃が強すぎて、当時の私にはとてもじゃないが扱える代物じゃなかった。
実際にいくつもの銃を撃ってみて、扱い易さやデザインなどから気に入ったのがこの二つであった。
ちなみに両方ともにリボルバー、回転式拳銃で、装弾可能数はいずれも六発である。
余談だが、ロシアンルーレットとは、この回転式拳銃に弾を数発入れ、回転させて引き金を引く命懸けのゲームである。(;゜0゜)
オートマチック式のハンドガンもよく撃った。
この中で気に入っていたのはやはりスミス&ウェッソン社のM659、これは大人気のM39をベースにカスタムしたM59のフレームをオールアルミ化したもので、シルバーのデザインと、撃った時に起こるオートマチック式拳銃特有のブローバックの感触が気持ち良かったので大変気に入っていた。
またまたウンチクが長引いてしまったが、このような経緯から私はシューティングが好きになり、また得意であった。
シアトルのアマチュアのライフル射撃大会で一度優勝した事もあるのですよ。
( ̄^ ̄)ゞ
ハワイのシューティング場にも色々な種類の銃があり、その中から自分の好きな物をいくつか選んで撃ってみた。
通常シューティングの的は25ヤード、50ヤードという単位で設置されている。
紙がほとんどで、ダーツの的のようなデザインの物もあれば、人の形をモチーフしたものもある。
アメリカ本土ではジュースの缶や、楕円形の大きな西洋スイカを撃った事もある。
当たった時に物凄い勢いで破裂するのがそれはもう快感だった。
オアフ島でのシューティングは普通のペーパーターゲットしか撃っていないが
、それでも久しぶりのリアルシューティングは最高だった。
それにしてもハワイだけあって、シューティングの料金も結構なものでした!
(-。-;
シアトルでは一度もお金払った事無かったからな~。(~_~;)