個人的には全く信じられないのだが、ジムでのワークアウトの時にお喋りをしながらやっている者がいる。
エアロバイクなどのカーディオであればまだわかるが、バーベルを扱っている最中にである。
中にはレッグエクステンションやレッグプレスなどのマシンを使いながらずっと携帯をいじっている馬鹿すらいる。
まあこんな連中は間違いなく遊びに来ているだけなのだが、ガキを集めてお山の大将気取りをしている例の男も良くお喋りをしながらトレーニングをしている。
以前そのお山の大将が喋りながらプリーチャーカールをやっていたので、皮肉で「良くお喋りしながら集中できるもんだね」と言ってやった。
本人曰く、「まあ小さい筋肉なんで大丈夫なんですよ!」
はあ?小さい筋肉だから?馬鹿じゃないだろうか?そんなふざけたトレーニングしかしていないからいつまで経っても小さい筋肉のままなんだよ!と言いたい。
そんな輩は仮に大きな筋肉を動員するスクワットのようなトレーニングの時ですら大して集中などしていないに決まっている。
論より証拠で、だから15年以上もジムに通っていて100kgそこそこのスクワットしかできないのであろう。
トレーニング、特に短時間で爆発的なパワーを発揮させて行なうウェイトトレーニングでは、セット中の集中力が結果を大きく左右する。
ジムの中に人並み外れたパワーや身体の持ち主がいたら観察してみると良い。
間違いなく人並み外れた集中力でセットに向かっているはずだ。
小さい筋肉だから、今日は軽めで効かせる日だから、などと言って遊び半分にしかできないヘタレは何年経っても進歩などあるはずがないのである。