それ何のトレーニング? | 人生を楽しむ為に!

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トレーニングの記録や旅日記。
冬はスキーや温泉の記事なんかも。
パワーリフティング、ウェイトリフティング競技経験あり。
アメリカゴールドジムでウィダートレーニングメソッドを習得。
現在は仕事と健康の為に日々トレーニングに励んでいます。

どこのジムにも必ずといっていい程いるのだが、ベンチプレスの際に狂ったようにお尻を浮かせて可動域を狭くし、おまけに胸の上でバーベルをバウンドさせながら下半身の勢いを使って挙げるという、いわゆるインチキベンチプレスをする人である。

奴らはもはや身体を作ったり筋力を増やす為にトレーニングをしているのではない。

そう、ただ単に自分が少しでも重いウェイトを挙げて他人から注目されて優越感に浸ったり、自己満足したいだけなのだ。

長年そのような間違ったフォームで要領よく挙げる方法を覚えてしまうとよほどの事でもない限り直りません。

重量を落とす事に抵抗があるからです。

私の経験上そういう連中は決まって、パワーをつけたいから少しでも高重量でトレーニングするんだ!などと意味不明なセリフを吐きます。

私から見たら、トレーニングを全く理解していないどころか、もはやトレーニングですらありません。

以前インチキベンチプレスで130キロ位を挙げていた男が私の身体を見て、自分はパワーはあるから筋肉を大きくするトレーニングを教えて欲しい!と言うので脚をベンチの上に浮かせてやらせたところ100キロすら挙がりませんでした。

当然でしょう。普段ほとんど脚で挙げていて胸の筋肉などほとんどないんですから。

それが君の本当の力なんだよと言うと、自分はやはり高重量でパワーをつけるトレーニングの方が合っている!などと言って結局私の話を聞きませんでした。

そいつは今だに同じインチキベンチを繰り返し、何年も経った今でも何一つ全く変わっていません。

パワーをつける為に高重量を扱うのは間違いではありませんが、それはあくまでも正しい筋肉の使い方やフォームで行っての話である。

インチキベンチプレスなど何年続けようが本物のパワーや身体は絶対に手に入りません。

筋肉が増えたのではなくインチキが上手になって扱う重量が増えただけなのにパワーがついた!などと勘違いしている馬鹿はどこのジムにもいるでしょう。

先日そのインチキベンチプレスの神様が素人相手にベンチプレスの指導をしていた。

あんな人間に教わった日にはたまったもんじゃない!

インチキするのは勝手だが、人に教えるな!と言いたい。

見栄を張って優越感に浸ったり、自己満足の為にジムに来ているようではいつまでたっても本物の肉体は手に入らないのにね~!