根性試し!脚のトレーニング! | 人生を楽しむ為に!

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冬はスキーや温泉の記事なんかも。
パワーリフティング、ウェイトリフティング競技経験あり。
アメリカゴールドジムでウィダートレーニングメソッドを習得。
現在は仕事と健康の為に日々トレーニングに励んでいます。

たまには脚のトレーニングについても書いてみたいと思います。

私はさほど脚力が強い訳ではありませんが、トレーニングの中で一番好きな部位が実は脚なのであります。

なぜ強くないかというと、トレーニングを始めてからというもの、しばらくはベンチプレスばかりやっておったからであります。(°_°)

ある日鏡を見て、あまりのバランスの悪さにがく然として脚のトレーニングを開始したものの、あまりのキツさに生半可なトレーニングしかできず、なかなか上半身に見合った脚にはなりませんでした。

当時ジムには脚を鍛える器具はスクワットラックしかなく、脚のトレーニングといえばバーベルを担いでのスクワットだけでした。

体重だけでスクワットしてもキツイのにバーベルを担いでしゃがみ込むなんて考えただけで具合が悪くなりました。

明日は脚のトレーニング日だ!と考えると前日から憂鬱になったものです。

ベンチプレスは何セットも補助者を付けてまで追い込んでおきながら、スクワットに関しては形だけ数セットやるだけ、忙しくてあまり時間がない時には、また来週から頑張ればいいや!とこんな感じ、これでは上半身に釣り合う脚を作るどころか脚力すら大して増える訳はありません。

ある時、とある有名なボディビルダーの記事を読んだ事をきっかけに脚のトレーニングの大切さを改めて実感し、私はトレーニングメニューを一新、自分の弱点、つまり脚を中心に全てのトレーニングプランを作り直したのです。

脚のトレーニングをないがしろにしては本物の肉体は手に入らないと痛感した私は厳しい脚のトレーニングに挑戦したのです。

脚のトレーニングに全エネルギーを注ぎ込み、トレーニング中に具合が悪くなって嘔吐した事も何度もあります。

脚の超回復に合わせてすぐにまた脚のトレーニングをやり、他の部位に関しては脚を十二分にやってからしかやらないようにしました。

私が通っていたジムには脚をしっかりと鍛えている人はほとんどおらず、モチベーションをあげる為に地元では有名なジムに移った程です。

そこにあったのは、それまで見た事もないようや脚のトレーニングマシン、今では当たり前かもしれませんが、レッグエクステンションやレッグプレス、ハックマシン、スミスマシンなど、それらを見て脚のトレーニングに対してさらに火がつきました!

脚のトレーニングは全身の中でも一番キツいのですが、ベンチプレスなどに比べて強くなるのも早いのです。

ハイリスクハイリターンといった感じでしょうか!来る日も来る日も脚のトレーニング地獄を続け、やる度に扱う重量が増えて行きました。

当時50キロのスクワットもやっとでしたが、わずか数年で180キロものバーベルでスクワットができるようになったのです。

肉体的にはつらいのですが、やり終えた時の充実感は他のどのトレーニングとも比べ物にならず、他の部位では扱えない重量でトレーニングできる事に酔いしれ、気が付けばいつの間にか私はスクワットを初めとして脚のトレーニングが嫌いではなくなっていました。

まだまだ充分ではないとはいえ、一番キツいと言われる脚のトレーニングを好きになり、精神的に克服した時に、これで他のどんなトレーニングにも耐えられる!と確信しました。

こんな経緯があり、脚のトレーニングが一番好きになった訳です。

今ではジムの他のメンバーが私と一緒に脚のトレーニングをやる事を避ける程私は脚を追い込んでいます。

ベンチプレスとは直接関係がないように思えるかもしれませんがつらい脚のトレーニングに自ら挑戦し、克服できた事で色々な意味で成長できたと思っています。

ベンチプレスは頑張っているけど昔の私のように、脚のトレーニングの重要性は感じているもののなかなか、という人は少なくないと思います。

そういった人達のお役に少しでも立てたら光栄です。