若葉の碧さが


隠れる時間


まだ少しだけ


肌寒さを残した


夜風を感じながら


ひとり


弱々しい月明かりに


寂しさを覚えつつ歩く


若葉は


月明かりを


あいまあいまに


溢してくれる


若さゆえの


優しさのように


溢れる月明かりは


世界を曖昧に


道定まらぬ者に


少しだけ


先を見せてくれる


すべてを見ない方が


進めることができると


ゆわんばかりに