人々が自分=わたしのことを見ているものの見方は、
社会通念の鏡であり、
ほんとうの自分の姿であるとは限らない

見ている姿を
見ている人独特の主観で
さらに
その時の見ている人の気分で
言っている
見ているに過ぎない


人は
状況や条件づけによって決まるという考え方が
今までは支配的だった
いわゆるユング、フロイトの『決定論』である

遺伝子的、心理的、環境的決定論の3つが代表的な決定論です

・遺伝子的決定論・・生まれや民族によって性格は決まっており
自分の力ではどうにもできない

・心理的決定論・・親の育て方、幼児期の体験があなたを決定しており
大人になった今ではどうにもできない

・環境的決定論・・勤め先、上司、配偶者のせい。また国の政策のせいなど
環境があなたを決定したという考え方。自分はなすすべがない



いずれも、因果律で説明している
刺激には、決まった反応が返ってくると考える
他者、環境が人をつくる、決めるという考えかた

しかし、これでは
自分で人生を決めることはできなくなり
環境、他者があなたの人生を決めることとなってします

いわゆる
自己達成予言となる


7つの習慣は
アドラー心理学の影響を
大きく受けていると考えられています

フロイト的決定論、原因論ではなく
アドラー的目的論で
これからの人生は
過去に何があろうとも関係なく
これまでの人生の延長線上にある必要はない
あなたの人生はあなたが決められる
という考えに基づいています