介護現場で一人で抱え込まないための「7つの習慣」

第一部 パラダイムと原則|1-6

正しいことを言っているのに、なぜ伝わらないのか

リーダーとして、
必要なことを伝えている。

 

間違ったことを
言っているわけではありません。

 

それなのに、

スタッフが黙ってしまう。

 

返事より先に、
理由や言い訳が返ってくる。

 

「はい」と答えるけれど、
実際には動かない。

 

会議で尋ねても、
誰も話そうとしない。

 

「正しいことを伝えているのに、
どうして分かってくれないのだろう」

そんな気持ちになることは
ないでしょうか。

「何でも話してね」と言っていました

私にも、こんな経験があります。

 

スタッフと話し合ったうえで、
仕事をお願いしました。

 

けれど、
一向に仕事が進みません。

 

理由を尋ねても、
何も話しません。

「何か気になることがあったら、
言ってほしい」

と伝えても、

「別に何もありません」

という一言だけでした。

 

私は、

「何も言わないのだから、
こちらには分からない」

と思い、そのままにしていました。

 

そのスタッフは、
しばらくして辞めていきました。

 

その人が本当は何を感じていたのか、
いまも分かりません。

 

ただ、私は、

「何かあったら話してね」

と言っておけば、
話せる場をつくったことになると思っていました。

本当に、話せる関係だったでしょうか

でも、本当にそうだったでしょうか。

 

私は、話しやすい時間を
つくっていたでしょうか。

 

答えを急がず、
相手の言葉を待っていたでしょうか。

 

何かを話したときに、

すぐに否定されたり、
正しい答えを返されたりしないと、

相手が安心できる関係を
つくっていたでしょうか。

 

私は、

「何もありません」

という表面の言葉だけを受け取り、
その先を理解しようとしていなかったのだと思います。

正しい言葉だけでは、届かないことがある

『7つの習慣』が土台に置いているのは、
「人格主義」という考え方です。

 

話し方や説得の方法など、
人を動かす技術を重視する考え方は、

「個性主義」と呼ばれます。

 

もちろん、
分かりやすく伝える技術も大切です。

 

質問の仕方や、
話し合いの進め方を学ぶことも必要です。

 

けれど、その土台に、

  • 誠実さ
  • 謙虚さ
  • 相手を理解しようとする姿勢
  • 日頃からの信頼

がなければ、

正しい言葉も
届きにくくなることがあります。

相手から、どう見えているでしょうか

大切なのは、
言葉が正しいかどうかだけではありません。

私は、相手を理解しようとしているだろうか。

本音を話しても大丈夫だと、
相手が思える関係をつくっているだろうか。

と、自分のあり方に戻ってみることです。

 

必要な指示や、
改善すべきことを伝えなくてよい、
という話ではありません。

 

正しいことを伝えることと、
相手を理解しようとすること。

 

どちらか一方ではなく、
両方が必要なのだと思います。

あなたは、正しさを急いでいませんか

あなたは最近、

正しいことを伝えることに集中するあまり、
相手を理解することが後回しになった場面は
なかったでしょうか。

 

相手が黙ったとき、

「分かっていない」
「やる気がない」
「言っても無駄だ」

と決める前に、

 

その人が、
何を不安に感じているのか。

どこで困っているのか。

 

尋ねる余地は残っているかもしれません。

きょうの小さな実践

きょうか明日、
スタッフに何かを依頼したり、
指示を出したりする場面を一つ思い浮かべてください。

 

必要なことを伝えたあと、
すぐに説明を重ねず、

「これを進めるうえで、
気になることや、やりにくそうなことはありますか?」

と、一つ尋ねてみてください。

 

そして、相手が話し始めたら、
途中で答えを出そうとせず、
最後まで聴いてみます。

 

自分が考えていたことと違うことに
一つ気づけたら、二重丸です◎

一人で抱え込まなくていい

一人で抱え込まなくていい。

 

いくら相手のことを考えても、
自分の想像が合っているかどうかは分かりません。

 

一人で答えを出そうとせず、
相手に尋ねて確かめる。

 

それによって、
誤解に気づき、
すれ違いを減らせることがあります。

 

正しさを一人で押し通すのではなく、
相手と一緒に理解をつくっていくことも、

一人で抱え込まないための
大切な一歩です。


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介護現場で一人で抱え込まないための「7つの習慣」

第一部 パラダイムと原則|1-5

何度言っても変わらない人を、変えようとしていませんか

「こんなこと、先月もあったような気がする」

 

提出期限を過ぎている職員に、
先月も同じことを伝えました。

 

「次は、大丈夫?」

「次は、必ず出します」

 

そう答えていたのに、
今月もまだ提出されていません。

 

もっと強く言った方がよいのだろうか。

一週間前から毎日、

「あと六日」
「あと五日」

と伝え続けた方がよいのだろうか。

それとも、
もう期待しない方がよいのか。

 

できることは、
全部したつもりなのに。

そんな気持ちになることはないでしょうか。

「何でも話してね」と伝えていました

私にも、こんな経験があります。

 

出勤時間に遅れる。

依頼した仕事が、
期限までに終わらない。

分からないところがあっても、
質問してこない。

 

そんなスタッフに、私は、

「分からないことがあったら聞いてね」

「言いたいことがあったら、
何でも話してね」

と伝えていました。

 

けれど、そのスタッフは、
私に何も話さないまま、

しばらくして辞めていきました。

 

私は、

「話す機会は与えていた」

「本人のやる気を引き出そうとしていた」

と思っていました。

 

けれど、振り返ってみると、

 

相手が話しやすい時間を
選んでいたでしょうか。

 

本当に答えやすい尋ね方を
していたでしょうか。

 

相手の言葉を急がずに待つ姿勢が
あったでしょうか。

 

私は、相手を変えようとはしていました。

 

しかし、

自分の聴き方や関わり方を
振り返ろうとはしていませんでした。

相手さえ変われば、問題は解決するのか

『7つの習慣』には、
「インサイド・アウト」という考え方があります。

 

「相手さえ変わってくれれば、
問題は解決する」

と、外側の変化から始めようとするのが
「アウトサイド・イン」です。

 

それに対して、

「この状況で、
自分に選べることは何だろう」

と、自分の内側から始めるのが
「インサイド・アウト」です。

 

相手の行動には、
相手が責任を持つ必要があります。

 

提出期限を守らなくてよい、
という話ではありません。

 

自分がすべて悪いと、
責任を背負う話でもありません。

 

相手を思いどおりに
変えることはできません。

 

けれど、

  • 伝える時間を変える
  • 期限を守れなかった背景を尋ねる
  • 仕事を小さく分ける
  • どこで困っているかを確認する

自分の見方、聴き方、伝え方は、
選び直すことができます。

相手が必ず変わるとは限らない

自分の接し方を変えたからといって、
相手が必ず変わるとは限りません。

 

それでも、

同じ働きかけを繰り返す以外の
選択肢は増えていきます。

 

もっと強く言う。

あきらめて、自分でやる。

 

その二つ以外にも、
選べる関わり方があるかもしれません。

あなたは、誰に変わってほしいと思っていますか

あなたは今、
誰に変わってほしいと思っていますか。

 

その人を変えようとする前に、

自分が選び直せることは
ないでしょうか。

きょうの小さな実践

先週か先月、
相手の言動で気になったことを
一つ思い浮かべてください。

 

紙を半分に分けます。

自分では変えられないこと

  • 相手がどう受け取るか
  • 相手が約束を守るか
  • 相手がすぐに変わるか

自分が選べること

  • できなかった背景を尋ねる
  • 期限と理由を具体的に伝える
  • 途中で進み具合を確認する
  • 落ち着いて話せる時間をつくる

一つずつ書けたら、二重丸です◎

 

きょう、すぐに行動できなくても構いません。

 

自分では変えられないことと、
自分が選べることを分けられたら、

それが原則に戻る最初の一歩です。

一人で抱え込まなくていい

「どうして、やらないのだろう」

「なぜ、気づかないのだろう」

「また、できなかった」

 

一人で考え続けていると、

もっと強く言うか、
我慢して自分でやるか、

二つしか道がないように
思えてしまうことがあります。

 

そんなとき、誰かと一緒に、

「ほかに自分が選べることはないだろうか」

と考えてみてください。

 

相手が変わらない責任まで、
あなた一人で背負う必要はありません。

 

けれど、自分にできる一歩を、
誰かと一緒に探すことはできます。


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将来の安心のために、今を差し出しすぎていませんか?

「あなたを一人にしない30通」を書き終えました。

 

でも、
私は今も『モモ』を聴き続けています。

 

何度も聴いているのに、
そのたびに違うところで立ち止まります。

 

16回目に聴いていて、
ふと心に残った場面がありました。

時間貯蓄銀行の営業が、
フージーに近づいていく場面です。

 

毎日少しずつ時間を節約していけば、
将来、大きな時間の財産が手に入る。

 

そんな話を聞いて、
フージーは驚き、
時間貯蓄者になっていきます。

 

物語の中では、
それは「時間」の話です。

 

でも、
ふと思いました。

 

これは、
私たちにとっては
「お金」の話でもあるのではないか、と。


私たちは、時間を使ってお金を貯めている

私たちは、
時間そのものを貯めることはできません。

 

でも、
時間を使って、
お金を貯めています。

 

朝から働く。

予定を詰める。

休む時間を削る。

家族との時間を後回しにする。

会いたい人に会うことを、
また今度にする。

 

そうやって、
将来のためにお金を貯めていく。

 

もちろん、
お金は大切です。

生活のために必要です。

家族を守るためにも必要です。

安心して暮らすためにも、
将来に備えるためにも、
お金は大切です。

 

だから、
お金を貯めることが悪いのではありません。


その時、本当に大切な時間は残っているでしょうか

でも、
少しだけ立ち止まって考えてみたいのです。

 

いつか十分なお金が貯まったら。

いつか自由に使える資産ができたら。

いつか安心できる状態になったら。

 

その時に、
本当に大切な人と過ごす時間は
残っているのでしょうか。

 

その時に、
会いたい人に会えるのでしょうか。

その時に、
自分の心はまだ動いているのでしょうか。

 

将来の安心のために、
今の時間を使うことは大切です。

 

でも、
将来の安心のために、
今しかない大切な時間を
差し出しすぎてはいないでしょうか。


あとから買い戻せないもの

いま目の前にいる人。

いま聴ける声。

いま伝えられる言葉。

いま一緒に笑える時間。

 

そうしたものは、
あとからお金で買い戻すことが
できないものかもしれません。

 

十分なお金ができた時に、
その人がまだそこにいるとは限りません。

 

自由な時間ができた時に、
自分の心が同じように動くとも限りません。

 

「落ち着いたら」

「余裕ができたら」

「もう少し貯まったら」

 

そう言っているうちに、
今しかなかった時間が
静かに過ぎていくことがあります。


私は今、何と何を交換しているのだろう

『モモ』を聴きながら、
そんなことを考えていました。

 

私は今、
何のために時間を使っているのだろう。

 

私は今、
何を得るために、
何を差し出しているのだろう。

 

そして、
その交換は本当に
自分が望んでいるものなのだろうか。

 

お金は大切です。

将来に備えることも大切です。

 

でも、
今この瞬間の時間も、
命でできています。

 

あなたは、
将来のお金のために、
今の大切な時間を使いすぎてはいませんか?

 

その時間を、
本当は誰と、何のために使いたいですか?


「本当に大切なものを思い出す時間」

一人にしない読書会を開きます。

 

『モモ』とともに、
自分の人生を見つめる時間です。

読んでいなくても参加できます。

 

▼詳細はこちら
https://www.reservestock.jp/events/1161952

 

介護現場で一人で抱え込まないための「7つの習慣」

第一部 パラダイムと原則|1-4

できていないところばかり、見ていませんか

一つの失敗は、気になります。

十の仕事のうち、九つできていても、
いったん、その一つに気持ちが向くと、
そこしか見えなくなることがあります。

 

利用者さんとは、
いつも穏やかに話せる職員なのに、

書類の期限を守れなかったことで、

「あの人は、仕事ができない」

と決めつけてしまう。

そんなことはないでしょうか。

「苦手な人」だと思っていました

私には、こんな経験があります。

 

一緒に仕事をしていたスタッフのことを、私は、

「お客さまへの連絡が苦手なのだろう」

と思っていました。

 

そのため、配信する前には、
必ず私に報告するように伝え、

毎回、文面を添削していました。

 

ところが、あるとき、

報告を受ける時間も、
添削をする時間もありませんでした。

 

そのスタッフは、
自分で考えた内容を、そのまま配信しました。

 

あとから、その文面を確認すると、

私が作るものより、
ずっと分かりやすく、
お客さまに伝わる内容になっていました。

 

私は、

「この人は苦手だ」

という自分の枠の中だけで、
そのスタッフを見ていました。

 

そして、その見方によって、

本人が持っていた可能性の芽を
摘んでいたのかもしれない。

 

そう思い、後悔しました。

相手への見方が、接し方を変える

『7つの習慣』では、

物事をどう見るかという枠組みを
「パラダイム」と呼びます。

 

私たちが相手をどう見ているかは、
その人への接し方に大きく影響します。

「この人には任せられない」

と思っていれば、

 

細かく指示を出し、
何度も確認し、
失敗しないように管理しようとします。

 

反対に、

「この人には、まだ私に見えていない力がある」

と見ていれば、

 

どの部分なら任せられるかを考え、
本人の考えを聴こうとするかもしれません。

 

相手が急に変わったのではありません。

こちらの見方が変わることで、
接し方が変わり、

これまで見えていなかった一面が
見えてくることがあります。

問題を見過ごすということではありません

もちろん、

期限を守れなかったことや、
改善すべき行動を見過ごすということではありません。

 

大切なのは、

一つの「できていないこと」だけで、
その人全体を決めない

ということです。

あなたは、どんな見方で接していますか

あなたは最近、
気になる人に対して、

どのような見方で接していたでしょうか。

 

「できない人」
「やる気がない人」
「何度言っても分からない人」

と、一つの出来事から、
その人全体を見ていなかったでしょうか。

 

きょうの小さな実践

昨日かきょう、
気になった相手を一人思い浮かべてください。

 

そして、その人の

できているところ

を三つ書いてみてください。

 

どんな小さなことでも構いません。

  • あいさつをしている
  • 利用者さんの話を最後まで聴いている
  • 脱いだ靴をそろえている
  • 困っている人に、さりげなく声をかけている
  •  

見慣れているために、
気づいていなかったこともあるかもしれません。

三つ書けたら、二重丸です◎

一人で抱え込まなくていい

一人で抱え込まなくていい。

 

責任ある立場にいると、

「どうして、このスタッフはできないのだろう」

と、一人で考え続けてしまうことがあります。

 

そんなときは、

「この人の、できているところは何だろう」

と、別の人にも尋ねてみてください。

 

自分一人では気づけなかった見方を、
誰かからの見方を借りることで、

 

その人の意外な一面が
見えてくることがあります。


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介護現場で一人で抱え込まないための「7つの習慣」

第一部 パラダイムと原則|1-3

「あの人はやる気がない」は事実でしょうか?

提出物が、期限までに出てこない。

 

最初のうちは丁寧に伝えていたけれど、
同じことが続くと、

「あの人は、やる気がない」

と思いたくなることがあります。

 

けれど、

提出が遅れたことと、
その人にやる気がないことは、
本当に同じでしょうか。

 

今回は、介護現場の人間関係を苦しくすることがある、
「事実」と「解釈」の違いについて考えます。

「もう期待するのはやめよう」

このところ、
提出期限を過ぎることが続いている職員がいる。

最初のうちは、
そのたびに丁寧に伝えていました。

 

けれど、期限を伝えても、
遅れることが続きました。

 

「もう期待するのはやめよう」

「あの人は、やる気がないんだ」

 

そう決めて、
別のスタッフに期待しようとする。

そんなことはないでしょうか。

私も「自分でやった方が早い」と考えていました

私にも、似たような経験があります。

 

スタッフに仕事を任せても、
思ったような成果につながらない。

 

何度説明しても、
私が思っていたものとは違うものができてくる。

 

「もう任せられない」

「自分でやった方が早い」

 

そう思って、

スタッフが帰ったあとや、
出勤する前に、

任せたはずの仕事を
自分でやり直していました。

 

そのスタッフは、
ほどなくして辞めていきました。

 

私は、出来上がったものだけを見て、

「なぜ、できないのだろう」

と考えていました。

 

けれど、

そのスタッフが、
どこでつまずいていたのか。

なぜ、その進め方を選んでいたのか。

私の説明を、
どのように受け取っていたのか。

 

私は、理解しようとしていなかったと思います。

「提出が遅れた」は事実、「やる気がない」は解釈

私たちは同じ出来事を見ていても、
それぞれの経験や立場を通して意味づけをしています。

 

例えば、

締切は金曜日だった。
月曜日になっても、まだ提出されていない。

これは、確認できる「事実」です。

 

一方で、

やる気がない。
責任感がない。
だらしない人だ。

これは、その事実を見た人の「解釈」です。

 

提出が遅れたことは、
改善する必要があります。

 

だからといって、

提出が遅れたという事実だけで、
その人全体の価値や人格が
決まるわけではありません。

 

何か事情があるかもしれません。

やり方が分からず、
止まっているのかもしれません。

提出することに、
何らかの抵抗があるのかもしれません。

 

ただし、これらもまだ、
こちら側の想像です。

本当の理由は、
本人に尋ねなければ分かりません。

私たちは、自分自身を通して物事を見ている

『7つの習慣』では、
私たちは物事をあるがままに見るのではなく、

自分がどのような人間であるかを通して、
物事を見ていると考えます。

 

だからこそ、

自分の解釈を、
事実そのものだと思わないことが大切です。

あなたは「事実」と「解釈」を分けていますか

あなたは、

「事実」と「解釈」を
分けられているでしょうか。

 

自分の解釈を、

「誰が見ても同じ事実だ」

と思い込んでいることはないでしょうか。

きょうの小さな実践

昨日かきょう起きたことで、
少し気になった出来事を一つ書いてみてください。

 

そして、二つに分けます。

事実

実際に見たこと、聞いたこと。
日時、行動、発言など、確認できること。

 

解釈

その出来事を見て、
自分が考えたことや評価したこと。

 

迷ったときは、

日時や行動として確認できるだろうか。
その場にいた人と、同じ言葉で確認できるだろうか。

と考えてみてください。

 

例えば、

期限は金曜日だった。
月曜日の朝、まだ提出されていなかった。

は事実です。

 

あの人は、やる気がない。

は解釈です。

 

事実と解釈が混ざっていたことに
気づけたら、二重丸です◎

 

ご自分を責める必要はありません。

一人で抱え込まなくていい

誰にでも、
自分の解釈を事実だと思ってしまうことがあります。

 

一人で抱え込まなくていい。

一人で考え続けていると、
自分の見方だけが正しいように思えてくることがあります。

 

誰かに話し、

それは事実ですか。
それとも、あなたの見方ですか。

と問い返してもらうことも、
原則に戻る大切な一歩です。


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介護現場では、同じ出来事を見ていても、
立場によって受け取り方が大きく違うことがあります。

 

リーダーには、

「やる気がない」

ように見えていても、

 

本人には、

「勝手に動いてはいけない」

という理由があるかもしれません。

 

人が二人いれば、二つの見方があります。

職場に十人いれば、
そこには十通りの見方があります。

「どうして、声をかけないの?」

忙しそうに動くスタッフのそばで、
一人の職員が立っていました。

 

リーダーには、

「自分から動こうという気がない」

ように見えました。

 

周りのスタッフには、

「困っている人を助けようとしない人」

に見えたかもしれません。

 

けれど、本人は、

「前に、自分で考えて動いたら注意された。
勝手に動かない方がいい」

と考えていたのかもしれません。

 

同じ場所にいて、
同じ出来事を見ている。

 

それでも、
一人ひとりに見えている世界は違います。

 

人が二人いれば、
二つの見方があります。

職場に十人いれば、
そこには十通りの見方があります。

同じ言葉でも、意味は同じとは限らない

私にも、こんな経験がありました。

 

ある方が主催するセミナーに参加したときのことです。

 

私は、

「厚かましいかもしれませんが、
フィードバックを思いつきました。

意見するほどの立場ではありませんが、
お伝えしてもよいでしょうか」

と尋ねました。

 

すると、

「ぜひ、フィードバックを聞かせてください」

と言っていただきました。

 

私は、改善につながると思った点を、
いくつかにまとめてお伝えしました。

 

ところが、話の途中で、

「そこは直しても伝わらないから、結構です」

と言われました。

 

その後、その方とは、
少しずつ距離ができていきました。

 

私は、

「フィードバック」とは、
より良くするための改善提案だと思っていました。

 

一方で、その方は、
感想や受け止めを聞きたいという意味で、
「フィードバック」という言葉を
使っていたのかもしれません。

 

本当のところは、いまも分かりません。

 

ただ、

同じ「フィードバック」という言葉に、
お互いが違う意味を置いていた。

 

そのことを、私は理解していませんでした。

私たちは、自分の経験を通して見ている

私たちは、
目の前の出来事を、そのまま見ているように思います。

 

けれど実際には、

 

これまでの経験、
自分の立場、
大切にしていること、
過去の記憶、
相手への期待。

 

そうしたものを通して、
目の前の出来事を見ています。

 

『7つの習慣』では、
このような物事を見る枠組みを
「パラダイム」と呼びます。

 

自分に見えている世界を、
相手も同じように見ている。

 

そう思っていると、
すれ違いが起きます。

 

「なぜ分かってくれないの」

「どうして、そんなことをするの」

「普通は、こうするでしょう」

 

そう思ったときほど、
相手には別の景色が見えているのかもしれません。

相手の見方を、正しいと思う必要はない

自分の見方を捨てる必要はありません。

相手の見方が、
すべて正しいと思う必要もありません。

 

ただ、

私には、こう見えている。
でも、相手にはどう見えているのだろう。

と、いったん立ち止まってみる。

 

それだけで、
相手への言葉や関わり方が変わることがあります。

あなたと相手は、同じ景色を見ていますか

あなたに見えている景色と、
目の前の人に見えている景色は、

本当に同じでしょうか。

きょうの小さな実践

昨日かきょう、
少し引っかかった出来事を一つ思い出してください。

 

紙に、二つの文章を書いてみてください。

私には、こう見えた。
相手には、こう見えていたのかもしれない。

 

正解を当てる必要はありません。

相手の気持ちを、
勝手に決めつける必要もありません。

 

「違う景色が見えていたかもしれない」

そう気づけたら、二重丸です◎

一人で抱え込まなくていい

一人で抱え込まなくていい。

相手に見えている景色を尋ねることも、
一人で答えを出さないための大切な一歩です。


原則に戻り、実践を続ける場

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介護現場の出来事を持ち寄り、
毎週、小さな一歩を決めたい方

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介護現場で一人で抱え込まないための「7つの習慣」

第一部 パラダイムと原則|1-1

 

介護現場で頑張っている人ほど、

「自分がやるしかない」

と、一人で仕事を抱えてしまうことがあります。

 

その場を回すためには、必要な判断かもしれません。

けれど、それが何度も続くうちに、
気がつけば、自分にばかり仕事が集まっている。

 

そんな経験はないでしょうか。

 

今回は、介護現場の身近な出来事から、
『7つの習慣』の「パラダイム」について考えます。

頑張る人ほど、なぜ一人で抱え込むのか

朝、LINEの通知。

嫌な予感。

 

やっぱり。

 

スタッフから、

「子どもが熱を出したので、
今日は休ませてください」

という連絡。

当日の欠勤です。

 

シフトを組みなおさないと。


今日、お風呂介助だったよね。

ほかのスタッフに頼みたい。
でも、みんなも手いっぱい。

対応に少し時間のかかる利用者さんも、
お願いしていました。

 

「仕方がない。自分でやろう」

そうして、きょうも、
朝から仕事を抱える一日が始まります。

「自分でやった方が早い」

私もそうでした。

 

人に頼むより、
自分でやった方が早い。

迷惑もかからないし、
教える手間もない。

間違えられる心配もない。

 

その場は、それで回ります。

でも、それを繰り返しているうちに、
気がつけば、自分に仕事が集まっていました。

出来事と行動の間にあるもの

私たちは、何かが起きたとき、
出来事を見て、すぐに行動しているように思えます。

 

けれど、その間には、

その出来事を、どう見たかという
「とらえ方」があります。

 

今回起きた出来事は、

スタッフが急に休むことになった

ということです。

 

その出来事を前にして、

みんなも忙しい。
頼むのは申し訳ない。
自分でやった方が早い。
自分がやるしかない。

と考えました。

 

そして、

自分で仕事を引き受ける

という行動を選びました。

 

『7つの習慣』では、
出来事を見るときの枠組みを
「パラダイム」と呼びます。

自分を責めるためではありません

もちろん、本当に自分が入らなければ、
現場が回らない日もあります。

 

ここで大切なのは、

「また抱えてしまった」

と、自分を責めることではありません。

無理に誰かへ仕事を振ることでもありません。

 

まず、

私はいま、どんな見方から、
この行動を選んでいるのだろう。

と立ち止まってみることです。

あなたはいま、何を抱えていますか

あなたはいま、
何を一人で抱えていますか?

 

そのとき、自分に、

私がやるしかない。
頼んでも仕方がない。
迷惑をかけてはいけない。

 

といった言葉をかけていないでしょうか。

きょうの小さな実践

紙に、いま抱えていることを、
一つだけ書いてみてください。

 

その下に、

そのとき、自分にどんな言葉を言っているか

を書き加えてみてください。

 

きょうは、解決しなくても構いません。

誰かに相談できなくても構いません。

 

自分が何を抱え、
どんな見方をしているのか。

それに気づけたら、二重丸です◎

一人で抱え込まなくていい

一人で抱え込まなくていい。

すぐに誰かを頼れなくても、
まず、自分の見方に気づくことはできます。

そこが、原則に戻る最初の一歩です。


原則に戻り、実践を続ける場

「7つの習慣」を体系的に学び、
日常で実践したい方

▼ 7つの習慣®実践会はこちら
https://www.reservestock.jp/page/consecutive_events/17268

介護現場の出来事を持ち寄り、
毎週、小さな一歩を決めたい方

▼ 一人にしない実践会はこちら
https://www.reservestock.jp/page/consecutive_events/40198

 

 

30通を書きながら、私自身も何度も立ち止まりました

この30通を書きながら、
私自身も何度も立ち止まりました。

 

本当に大切なものは何だろう。

誰を一人にしたくないのだろう。

私は何のために働いているのだろう。

誰に喜んでほしいのだろう。

何によって記憶されたいのだろう。

 

そして、
ここまで書いてきた今、

ようやく一つ、
見えてきたことがあります。


『モモ』には、私たちの「今」が描かれている

今回、私は
「モモの読書会」を開くことにしました。

 

『モモ』には、
私たちが生きている「今」が
描かれているように感じたからです。

 

もっと早く。

もっと効率よく。

もっと無駄なく。

もっと成果を。

もっと先へ。

 

そうやって走り続けているうちに、

本当に大切なものが
見えにくくなってはいないだろうか。

 

誰かの声を、
ちゃんと聴けているだろうか。

自分自身の声を、
置き去りにしてはいないだろうか。

 

そんなことを、
『モモ』を通して一緒に考えてみたいと思いました。


私が本当に作りたかった場所

でも、
この30通を書き続けながら、

私自身が気づいたことがあります。

 

私が本当に作りたかったのは、

「モモについて正しく学ぶ場所」

ではなかったのかもしれません。

 

「一人じゃない」と感じられる場所。

 

安心して、
本音を話せる場所。

誰かの話を、
すぐにジャッジしない場所。

正しいか。

間違っているか。

そんな正誤表に、
人の話を当てはめない場所。

 

誰かから正しい答えを
教えてもらうのではなく、

一人ひとりが、
自分の中にある

「本当に大切なもの」

を思い出していける場所。

 

そんな場を、
私はつくりたかったのだと思います。


うまく話さなくても大丈夫です

うまく話そうとしなくて大丈夫です。

何か立派なことを
言わなくても大丈夫です。

『モモ』を読み終えていないから、
参加してはいけない。

そんなふうに思わないでください。

話したくなければ、
聴くだけでも大丈夫です。

 

誰かの話を聴きながら、

「ああ、私にもそんなことがあったな」

と思うかもしれません。

 

誰かに話しながら、

「本当は、私はこんなことを大切にしていたんだ」

と、自分自身の気持ちに
気づくことがあるかもしれません。


答えを急がなくていい

答えを急がなくていい。

すぐに変わろうとしなくてもいい。

 

ただ少し立ち止まって、

自分の中にある
「本当に大切なもの」を
思い出す時間を持つ。

誰かの話を聴く。

自分のことを話してみる。

話したくない時は、黙っている。

 

でも、

そこにいてもいい。

そう思える時間を、
ご一緒できたらと思っています。


「本当に大切なもの」を思い出しに来ませんか?

この30通を書きながら、

私は、

「一人にしない」

という言葉の意味を
何度も考えてきました。

 

誰かの問題を、
すべて解決することではない。

正しい答えを、
教えることでもない。

 

ただ、

一人で抱えなくてもいい。

ここにいてもいい。

話してもいい。

黙っていてもいい。

 

そう感じられる場を、
一緒につくることなのかもしれません。

 

「本当に大切なもの」を
思い出しにお越しくださいませんか?

 

Zoomでご一緒できたら、
私はとてもうれしいです。


「本当に大切なものを思い出す時間」

一人にしない読書会

『モモ』とともに、
自分の人生を見つめる時間です。

読んでいなくても参加できます。

▼詳細はこちら
https://www.reservestock.jp/events/1161952

なぜ、この言葉がこんなに気になるのだろう

ここまで、
「あなたを一人にしない30通」を書き続けながら、

私自身も、
自分の人生を振り返っていました。

 

なぜ私は、

「一人にしない」

という言葉を、
これほど大切に感じるのだろう。

 

なぜ、
一人で頑張っている人を見ると
放っておけないのだろう。

 

そんなことを考えていました。


私の人生には、何度も「一人になる」がありました

私が18歳の冬。

大学受験を目前にしていた時、
父の経営していた会社が倒産しました。

 

ある日突然、
それまでの日常がなくなりました。

夜逃げ。

一家離散。

家族が、
ばらばらになりました。

 

その後、
結婚して家庭を持ちました。

でも、
自分の考え方や正しさを
妻に押しつけていた時期がありました。

夫婦なのに、
心が離れていきました。

ある夜、
冷蔵庫に離婚届が貼ってありました。

 

母が突然、
脳出血で倒れました。

そして、
父の一人暮らしが始まりました。

認知症が進んでいく父を前に、

このままでいいのだろうか。

施設に入ってもらうべきなのか。

本人の気持ちはどうなのだろう。

何度も迷いました。

 

仕事でも、

誰かの役に立ちたい。

 

そう思いながら、

「でも、誰の役に立ちたいのだろう」

と、
何年も答えを探し続けてきました。

 

振り返ってみると、

私の人生には何度も、
「一人になる」という場面が
現れていました。

 

家族が離れ離れになったこと。

夫婦なのに、
心が離れてしまったこと。

病気や介護の中で、
誰かが一人で抱え込む姿を見たこと。

仕事で一生懸命頑張っているのに、
誰にも相談できずにいる人と出会ったこと。

 

一つひとつは、
別々の出来事だと思っていました。

でも今振り返ると、
そこには同じものが流れていたのかもしれません。


私はずっと「何をしたいのか」を探していました

私は最初から、

「一人にしない」

という使命を持っていたわけではありません。

 

むしろ、
ずっと迷っていました。

 

自分は何をしたいのか。

誰の役に立ちたいのか。

何のために働くのか。

自分に何ができるのか。

 

セミナーもしてきました。

コーチングもしてきました。

人に何かを伝える場も、
何度もつくってきました。

 

ずっと私は、

「教えること」がしたいのだと
思っていました。

 

自分が学んだことを伝える。

知っていることを教える。

誰かが前に進めるように、
正しい方法を伝える。

 

それが、
自分のやりたいことなのだと思っていました。


本当にやりたかったのは、教えることではなかった

でも、
今振り返ってみると、

本当にやりたかったことは、
教えることではなかったのかもしれません。

 

誰かが一人で悩んでいる時に、
そばにいること。

誰にも言えずに抱えている人に、

「一人で抱えなくてもいい」

と伝えること。

 

正しい答えを与えることではなく、

その人が自分の中にある答えに
気づいていけるまで、

 

聴くこと。

待つこと。

信じること。

 

一人で頑張っている人。

誰にも言えずに抱えている人。

分かってもらえないと感じている人。

 

そんな人を見ると、
私はなぜか放っておけませんでした。

 

もしかすると、

私が本当にやりたかったことは、

誰かを変えることでも、

正しい答えを教えることでもなく、

誰かを、
一人にしないことだったのかもしれません。


一番一人にしていたのは、自分自身でした

そして、
ごく最近になって、

もう一つ、
大きなことに気づきました。

 

私は、

誰かを一人にしたくない。

家族を一人にしたくない。

仲間を一人にしたくない。

頑張っている人を
一人にしたくない。

 

そう思ってきました。

 

でも、

一番一人にしていたのは、

ほかの誰でもなく、
自分自身だったのかもしれません。

 

弱音を吐かない。

不安を見せない。

 

困っていても、

「自分で何とかしなければ」

と思う。

 

寂しくても、
寂しいと言わない。

 

苦しくても、
まだ頑張れると思う。

 

誰かの力になりたいと思いながら、
自分の気持ちは後回しにする。

 

私は、
自分自身の声を聴かないまま、

ずっと自分を
一人にしていたのかもしれません。


自分自身も、一人にしない

だから今、

「一人にしない」

という言葉は、

 

誰かのためだけの言葉ではないと
感じています。

 

家族を一人にしない。

仲間を一人にしない。

一人で頑張っている人を
一人にしない。

 

そして、

自分自身も一人にしない。

 

私は、
そんな生き方を選びたいと思います。

立派にできるかは分かりません。

また間違えることもあると思います。

自分の正しさを
押しつけてしまうこともあるかもしれません。

 

それでも、

そんな時はもう一度、

 

聴く。

待つ。

信じる。

 

そこに戻りたいと思います。

 

 

だから私は、

 

「一人にしない」

 

を選びました。


あなたの人生に、繰り返し現れているものはありますか?

あなたの人生を振り返った時、

何度も繰り返し現れているテーマは
ありますか?

 

なぜか放っておけないこと。

なぜか心が動いてしまうこと。

 

何度離れても、
また戻ってしまうこと。

 

その中に、

あなたが本当に大切にしたいものが
隠れているのかもしれません。


「本当に大切なものを思い出す時間」

一人にしない読書会を開きます。

『モモ』とともに、
自分の人生を見つめる時間です。

読んでいなくても参加できます。

▼詳細はこちら
https://www.reservestock.jp/events/1161952

誰にでも、同じように朝が来て、夜が来る

社会的地位が高い人にも、
お金を持っている人にも、
そうでない人にも、

 

同じように朝が来て、
夜が来ます。

 

一日は、
誰にでも24時間です。

 

その時間を、
私たちはそれぞれ違うことに使っています。

 

仕事に打ち込む人。

お金を増やすことに力を注ぐ人。

誰かの役に立つことに
喜びを感じる人。

好きなことに没頭する人。

学び続ける人。

会いたい人に会う人。

大切な人との時間を守る人。

 

どの過ごし方が正しいかは、
人によって違うと思います。

 

ただ、

時間の使い方には、
その人が本当に大切にしているものが
表れるのかもしれません。


大切なことほど、「また今度」になっていませんか?

私たちは、
時間がまだ続くと思っています。

 

明日もある。

来週もある。

来年もある。

 

だから、
大切なことほど
後回しにしてしまうことがあります。

 

また今度、会おう。

落ち着いたら、話そう。

時間ができたら、やろう。

もう少し余裕ができたら。

 

そう言いながら、
時間だけが過ぎていくことがあります。

 

仕事の締切には、
日付があります。

約束の時間も決まっています。

支払いにも期限があります。

 

でも、

会いたい人に会うこと。

ありがとうを伝えること。

ごめんねを伝えること。

大切な人とゆっくり話すこと。

一緒に笑うこと。

そうしたことには、
期限が書かれていないことがあります。

 

だからこそ、
後回しになりやすいのかもしれません。


もし、あと1か月だと分かっていたら

もちろん、
私たちは自分にどれだけの時間が残されているのか
知ることはできません。

 

だから毎日、
未来が続くことを前提にして生きています。

 

それは、
決して悪いことではありません。

 

将来のために働くことも、
備えることも、
学ぶことも大切です。

 

でも、
少しだけ考えてみたいのです。

 

もし、

人生の終わりが
1か月後だと分かっていたら。

 

今と同じように、
今日を過ごすでしょうか。

今している仕事を、
やはり続けるでしょうか。

今抱えている悩みに、
同じだけの時間を使うでしょうか。

今会っている人と、
同じように接するでしょうか。


今日という時間を、何に使いますか?

残された時間が分からないからこそ、

私たちは、
今日をどう使うかを
選んでいるのかもしれません。

 

何をするか。

何をやめるか。

誰に会うか。

誰の話を聴くか。

誰に言葉を伝えるか。

 

その一つひとつが、
自分の時間の使い方になります。

 

そして、

時間を使うということは、
自分の命を使うということなのかもしれません。

 

もし、
人生の終わりが1か月後だと分かっていても、

今していることを、
やはり続けるでしょうか。

 

やめたいことはありますか?

会いたい人はいますか?

伝えたい言葉はありますか?

 

そして、

明日ではなく、
今日できることはありますか?


「本当に大切なものを思い出す時間」

一人にしない読書会を開きます。

『モモ』とともに、
自分の人生を見つめる時間です。

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▼詳細はこちら
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