「7つの習慣」を本当に理解するには、まず自分のパラダイムを理解しなければいけない。

 

どんなことをするにも

必ず

【現状認識】

が必要です。

 

自分が何者であるかを知ることが

すべての前提になります。

 

7つの習慣において

自分を知るということは

パラダイム

の理解から始めることとなります。

 

パラダイムとは・・

ものの考え方、ものの見方

ということですが、

 

地図でたとえられています。

 

本ではシカゴとデトロイトですが、

東京と大阪にしましょう。

私が東京に日本橋に行きたかったとします。

でも、手にした地図は

大阪日本橋。

しかし、表題の東京は破れてしまっています。

目の前に出てくる町名は

日本橋以外は

どれも現実とは違う町。

 

歩くスピードを上げても(行動)

前向きに考えても(態度)

まったく日本橋にたどり着くことができません。

 

そもそも、間違った地図では

正しいところにたどり着くことはできないのです。

 

私たちは、みんな

頭の中にたくさんの地図をもって生きています。

その地図をもとに自分の行動、態度を決めているのです。

 

この地図は、大きく2つに分けることができます。

「あるがままの状態」が記された地図(現実)

「あるべき状態」が記された地図(価値観)

です。

自分が持っている地図が正確であるかどうか

を疑うことはほとんどありません。

ましてや、自分が自分オリジナルの地図を持っている

ということさえ意識していないのです。

ただ、物事はこうなのだ!

思い込んでいるにすぎないのです。

 

私たちの態度や行動は、”思い込み”から生まれる。

物事をどう見るかが、

私たちの態度と行動を決めているのです。

 

「視点は立ち位置で変わります」

 

誰しもが

「私は、俺は、世界を客観的に見ている」と思っています。

しかし、

私もあなたも

「世界をあるがまま」に見ているのではなく

「自分自身のあるがまま」の世界を見ているのです。

 

自分が何を見たかを説明するときに

同じところで、同じ経験をした人でも

人によって説明が異なります。

 

それは、

その人の主観で説明することにほかなりません。

話をするときには

自分自身のこと、自分のものの見方、自分のパラダイム

を説明しているのです。

 

誰かと意見の合わないとき

相手が間違っていると思います。

でも、相手も同じようにあなたが間違っていると思っているのです。

 

自分自身を自分自身の考え方を

見つめたいものです。