世の中にはスキルがたくさんあります。
そして、それは不要なことではありません。
話し方、
聴き方、
礼儀、
言葉遣い、
長幼の序、
プレゼンの仕方、
みだしなみ、
営業するときのターゲット、
相手の人のパターンを見分ける力、
食事の仕方、
おいしいワインを見分ける力、
数を挙げればきりがありません。
必要なこともたくさん
あることでしょう。
しかし、そのスキル一つ一つも
あなた自身がどんな人であるか
すなわち、「人格」に比べれば
大きなものとは言えません。
二次的な要素なのです。
あなた自身の人格は
絶えず周りに放たれ続けています。
言葉を変えれば
あなたの人格は
いつも周りの人にバレているのです。
農場の法則といった言葉があります。
春に種まきを忘れ、夏は遊びたいだけ遊び、
秋になって収穫のために一夜漬けで頑張る。
そんなことはあり得ない。
農場は自然のシステムで動いている。
必要な務めを果たし、
定まった手順を踏まなくてはならない。
種をまいたものしか刈り取れない。
そこに近道はないのだ。
第二の偉大さ(才能に対する社会的評価)に恵まれていても、
第一の偉大さ(優れた人格を持つこと)を欠いている人は多いものである。
人格こそが第一の偉大さであり、社会的評価は第二の偉大さである。
突き詰めれば、あるがままの自分、人格が、どんな言動よりも
はるかに雄弁なのである。
7つの習慣より