東日本大震災から1ヶ月が経ちました。
余震が続く中、今日はまた
いわきで震度6の地震が。。。
停電になったエリアもあったようです。
ちょうどその頃、いわきでは
大粒の雨が降って、雷が鳴っていたようです。
友達が、「まだ脚が震えているよぉ。。。」
と、電話をくれました。
いつになったら落ち着くのかもわからない、
不安と恐怖との戦いです。
さて、最近私が何をしているかと言いますと、
『日本に対する誤解を解く』
ということを微力ながらやっております。
残念ながら、世界の国々には、
今回の震災について、正しい情報が
なかなか伝わっていません。
結構、話題になったので、
ご存知の人も多いかと思いますが、
アメリカのFOX Newsで紹介された
日本の原子力発電所MAP。
なぜか、「SHIBUYA EGGMAN」の名前が。。。
確かに渋谷にEGGMANは存在しますが、
もちろん、発電所ではなく、ライヴハウスです。
どうやったら、間違えるのか。。。 謎。
でも、この報道を知って、
TOKYOが核爆発の危機にさらされている～
と勘違いした外国人は少なくはなく、
私のところにも、あちこちの海外のお友達から
「早く、こっちに逃げていらっしゃい！」
「部屋はもう用意してあるから！」
「飛行機も手配してあげるから！」
という連絡をたくさんいただきました。
こんな報道もありましたから、無理もありませんが。。。
こちらは震災直後のイギリスの新聞「the SUN」の表紙。
中の記事では、
「逃げろ ― 東京を脱出する新幹線に数千人が乗り込んだ」
というキャプション付きで、新幹線に乗り込む人の写真が
掲載されていたそうです。
通常でも東京駅の新幹線ホームには列ができていますし、
帰省ラッシュ時の映像でも見れば、それはまさに
『東京脱出！』にぴったりのイメージ画ですが。。。
正直、はた（海外）から見れば、こんなにすごい
『エンターテイメント』はないのです。
海外の大衆紙が、大袈裟に書きたてるのも
無理はありません。
花粉症対策のマスクをつけている
日本人の写真を撮って
「放射能に怯える日本人！」と
タイトルがつけられれば、これはどう見ても
放射能対策のマスクです。
こんなにたくさんのマスク姿は
外国から見れば、やっぱり異様です。
さらに、
日本人はヒロシマとナガサキを体験しているし、
海藻もたくさん食べるから、他の人種より
放射能に強い、と思っている外国人の方もいます。
実際、情報はきちんと届いていないのです。
伝言ゲームのように伝わった情報は、
渋谷のライヴハイスが原発になってしまうほどです。
でも、外国の人たちは
本当の情報を欲しています。
少なくとも海外にいる私の友人たちには
本当の状況を知ってもらいたいし、
余計な心配もかけたくない。
そういうわけで、
最近は、メールやTwitterで
海外に日本の状況を発信しています。
そのうちスペイン語のブログなんかも
アップするかもしれません。。。
