震災から2週間以上が経ちました。
知人の多い福島県いわき市では
未だに、水道もガスも止まったままのエリアが
多くあります。
地震、津波の被害は、
宮城県等の沿岸部に比べれば
少なかったかもしれませんが、
福島県いわき市周辺は
原子力発電所の爆発事故以来、
救援物資も届かない
『陸の孤島』となりました。
30km圏内の屋内退避の通知があり、
（いわき市のほとんどは40～50km圏内ですが）
不安の中、市外や県外に避難したくても
ガソリンがなくて、身動きがとれない人が
たくさんいました。
先週、やっと常磐道が開通し、
いわき中央までの陸路が開けました。
それでも、
運送業者さんも原発の影響を危惧してか、
いわき方面の物流状況はあまり変わっていません。
今までも、一般道を使って
少しずついわきに物資を運んでいましたが、
震災直後は、東京でもガソリン不足が深刻で、
思うように物資を運ぶことができませんでした。
高速道路が開通し、
都内のガソリン供給も安定してきたので、
先週から早速、物資を運んでいます。
私はトラックの運転はできないので(笑)
もっぱら、物資調達係。
リクエストを聞いて買い物にいきます。
こちらからでは、何が必要なのかが
よくわからないので、リクエストがあると
助かります。
飲料水、トイレットペーパーなどの日常品のほか、
今回送ったのは。。。。
まずは、子供用の風邪薬。
ストレスもあってか、急熱を出す子もいるそうです。
大人はある程度我慢できますが、
やっぱり子供はかわいそう。。。 
みんなで分けてもらえるように、
シロップタイプではなく、顆粒や錠剤のものを。
このほか、花粉症用のお薬や目薬も購入。
そして、ハンドクリーナー。
水道が止まったままなので、水なしで使えるものを。
水道がまだ通ってないので、
ウエットティッシュ、サランラップ
割り箸、紙皿なども送っています。
飲料水とは別に、トイレやお洗濯用に
ポリタンクの水も運んでいます。
幸い、電気はほとんど通っているようなのですが、
水が不十分なため、食品はお米より、
パンが好まれるようです。
ご飯を炊くときに、お水が必要になるので。
いわきでは、スーパーやコンビニも閉まったままなので、
他の食品や野菜等も一切手に入らず、
こちらから送ったものだけが頼り。
子供たちのために、
お菓子も買いました
他にも果物や、野菜ジュースなどを
送る予定です。
『私にだから できること』
これからも、考えていきます。
