夫の家族はみんな、とても良い爪の形。

対して私はというと、短い爪。

小さい頃から深爪にしているとどんどんと短くなるらしい。

でもそんなことを知らなかったし、幼い頃から親に爪切りをしてもらうと、何度も切らなくて良いようにと深爪し過ぎて痛いくらいだった。

就職してからはなんとか形をごまかしてマニキュアを塗ったりしていたけれど、もともときれいな爪には及ばない。

そして結婚をし長男を産んだ時

義弟が発した言葉が「良かったね、普通の爪で」だった。

もう24年も前なのに忘れられない。

これまでも恥ずかしかったが、そこからは人に見られないように隠すようになった。

人のコンプレックスを平気で指摘する義弟が本格的に嫌いになった瞬間だった。

義弟は夫の家族の中で言えば手は小さいし指も短い。

素敵とは言えない手の形なのによく言えたなと思うけれど、私よりマシだから。

義弟のことは、ずっと苦手なまま。

物理的に遠くに居てくれて良かった。