息子たちが幼い頃、次男がインフルエンザにかかり、義母に住むよう言われた貸家は二間しかないため隔離ができず、歩いて30歩ほどの夫の実家の夫の部屋だった空き部屋に夫と長男が間借りしようと夫が話しをしに行ったけれど、なんと断られて帰ってきた。「やだよ、明日は出掛けるから」だそうで。

何をして欲しいと言うんじゃない、罹患していない二人をただ夜寝させて欲しいと言っているのにも関わらず。

自分たちでなんとかしなと追い返されてきた夫も流石に頭にきていた。

義父は空気。

あんまりなその態度…自分たちの言うことは聞かせているくせに。

夫は強く言えなかったんだろうけれど、守るべきなのは誰だったの?

ふすまで仕切られただけの部屋で、幼い兄弟が大人しく離れていられるわけもなく、長男がうつり、夫もうつり。その間、私が看病するわけだけれど、私が最後に罹患したら、息子たちは元気だし夫は仕事に復帰、高熱を出して起きているのもやっとな私が、家族がインフルエンザだからと休んでいる二人の息子の世話をする。

頼れるのは、勝手に私達を近所に住まわせた義両親でも夫でもなくまだ小学生の長男だった。

どうしょうもなく、なぜこんな義母の言いなりにここにいるのか…ただただ虚しかった。