所謂スクールカーストで上位に居たような雰囲気の義弟の妻がまだ独身の頃、人に対してクスクスコソコソするタイプだった。
私は非常に苦手で、出来れば会いたくないと思っていた。
ある時、なぜか義実家に夫兄弟とその彼女と私が居て、出かけていた義父母が私達にと店屋物を注文してくれていて、それにはお湯を差して作る粉末のお吸い物がサービスで付いていたのだけど、数が一つ足りなくて、それに気づいた義弟の彼女がさっと自分たちの分を確保。つまりは私の分が無くなったことを、彼女は義弟の耳に、目の前でヒソヒソと言ってニヤニヤ。
意味が分からない。
自分でその状況にして人を笑い者にする神経。
夫が気がついて私に渡そうとしてくれたけれど断った。
ある年の正月には、またそのメンツで近所のラーメン屋に出かけ、正月の挨拶をしてきた店員を「言わされてんのかな〜、かわいそ〜」と、また二人で笑っていた。
私と夫は こちらこそよろしくです〜と返事しているのに。
人間性よ…
正直、顔が可愛いとか思ったことはない。
しかしそんなことは問題ではない。
人間性だよ。
そんな彼女も義弟と結婚し子供も二人できた。
その二人の間に亡くなった子もいる。
たくさんの経験で彼女も変わったのだろう。
頼りになることも増えてきた。
が、私は本音を彼女に話すことは多分一生無いかな。