葬儀は、自宅から遠く離れた場所で行われる。
前入りするつもりが、長男が一緒に行こうと言ってくれたし
運転もしてくれる。
片道、高速で4時間ぶっ続けで。
途中、事故や工事で渋滞もあり一筋縄ではいかない。
それを往復、長男が引き受けてくれた。
ありがとう、おかげで歩くことなく会場まで行けたし帰ってこれたよ。
周りの風景もよく見ることが出来たし、ほんっとうに長男がいてくれて助かった。
と義母。
それだけ聞けば、そりゃそうだと私も思う。
でもね、何度も私は運転を代わるよと言っていたし、ナビの細かい指示も伝えていた。
眠らずに出かけることになった夫を気遣い、居眠りをすぐに察知できるように、同じように眠っていない私が夫の顔つきを監視し声をかけていた。
後部座席ではいびきをかく義父母。近くで誰かが寝ていると眠くなるのは常だから気が気でなかった。
同じように「あなたがいてくれて良かった」なんて芝居じみたことを言われたいわけじゃないけど、完全に蚊帳の外に置かれた気持ちにさせなくても良くないか?
長男だけ居てくれたらそれで良しみたいな風に取る私もいかれてるのかな。
長い時間を同じ空間に拘束されると思えば、私だって相当に気を使っている。
それでも義母には「何もしていない嫁が無意味に疲れている」と見えるのだろうな。
夫も「疲れたよ」という。
そこはさ、疲れたね で良くない?
とひねくれた長男嫁の話。