最近聞き始めたこの 毒親 という言葉。
まさに私の両親の事。
暴言や暴力、兄弟間の差別、金銭的虐待…海に飛び込もうか、手首を切ろうか、首をくくろうかと何度思ったことか。
多くの同じような環境にある子どもたちと同様に、攻撃的であったと思う。
社会に出て一人暮らしになり、会社という居場所が出来、そこで良き理解者となってくれた友人たちに出会ったことで、少しずつ人格も修正されてきたと感じる。
私自身が親になったら親と同じになるのではないかと不安で仕方なかった。虐待、無視、貧困…身震いするほど恐ろしい。
しかしそれは、夫の穏やかさと寛容さと勤勉さで回避された。
息子たちが無事に大きくなって、やっと自分たちのこれからを考え始めた矢先
役所から 親の件で 義父に連絡が入った。
あの男は、住んでいた場所を明け渡す事になったらしい。
その事だけ義父に聞かされた私は、ただただ混乱した。
見聞きすらしたくない名前、役所絡み、そして義父経由ということ。
一人になると、ひたすらその件に関して検索する。
ただ、答えは何も見つからない。
私の家族に迷惑を掛けるのではないかと思うと気が気でない。
その夜、夫と次男にハグをしてもらった。潰れそうな心を持ち直すために。
翌日、前夜と同じようにハグをしてもらい、意を決して役所へ連絡する。
担当者へ絶縁していて何も知らないと発した途端に、これから何が起こるのかわからない不安と、絶縁して20年以上もするのに奴らの事で苦しまなくてはいけないのかという悔しさで涙が止まらなくなった。
しかし、役所は鬼ではなかった。
私の状況を知らなかったし、そもそも連絡のやり取りをしていた長女との連絡が途絶えてしまったからという話で、姉との連絡をを再開する、もうこの件で連絡をすることはないから気に病まないでと言ってくれた。
親は子を選別できても、子は親を選べない。
仕事をせず酒を飲み暴れて
外に出れば良い人ぶって
配偶者に借金させて女に貢ぐ。
虐げた義理の母親の葬儀では泣く振りをする。
夫の父親がいかに立派か。
仕事をして稼いで家庭を潤わせている人の、なんと立派なことか。
とてつもなく恥ずかしくて泣けてくる。
生むはずじゃなかったと言われた私を、生まなければよかったのに。
あの親から生まれたことへの嫌悪感と、今の私の家族への愛情の温度差に、心が壊れそうにもなるが
考えてみれば今あるのは温かい今の家族との生活。
天秤にかける相手では無いのだ。
前回は母親の件で5年前。
次もなにかあるのだろうか。
そんな、今考えても仕方ないことで思考を停止させる必要はないのに。
あー、苦しい