義父の気持ち義父母の飼い猫が亡くなってしばらく経った頃。義母が言うには、ある日の夜中に義父が飼い猫を探して家の中を歩いていたという。それは義父ももちろん覚えていてうとうととしていた時に、チリン…と飼い猫の着けていた鈴の音がしてもう居ないのを分かっていながらも会いに来てくれたのかなと思って探したんだ と言った。泣ける義父が一番長い時間側に居たんだ。寝る時も。きっと会いに来たんだとみんなが口をそろえる。探して回る義父を想像するだけで切なくなる。