私が小学生の頃
40分ほど掛けて帰宅していた私の後ろを
ガラガラガラ…と、かなり大きなスーツケースを引きながら付いてくる人が居ました。
のんびり歩けば追い越していくかなと思っても、歩幅を合わせるようにして
一定の距離を置いています。
なんだかドキッとして
いつもは曲がらない角を曲がって
知らない人の家の塀に隠れていると
その向こうで立ち止まる気配がします。
とてもとても恐ろしくて
ガラガラガラ…が遠くに離れてから走って逃げました。

そんなことが2度。

中学生になると
高校生のような…割と普通の男性が
サイクリング用の自転車に乗りながら
やはり後ろに付いてきます。
私は徒歩、あちらは自転車。
明らかにおかしい。
途中で公衆電話ボックスに入りやり過ごそうと思えば、ほぼ真横で待っています。
電話がしたいのかと、私はそこを出て
目の前の本屋に入りましたら
電話ボックスの所でこちらを凝視しています。
怖くなって、店員さんに様子を見てもらうと
その人は姿を消しました。
ホッとしたのもつかの間、
人通りの少ない道になると
また後ろに張り付いていました。
このまま家に帰ったら特定されると思い、
近くの公園に行き、木の茂った所に身を隠しましたら
自転車で公園中をグルグルと探し回るのです。
公園の電話ボックスに駆け込み
最後の手として
母親に連絡をしましたが
走って帰ってこいと言うだけです。
もう、追いかけっこをしていて暗くなり
恐怖も倍増なのに親は知らん顔。
そんな時に
み〜つけた と言わんばかりにニヤリとした顔でこちらを見ているその人と目が合いました。
思い切り走り出し、
その先にはたまたま知り合いのお母さんたちが井戸端会議の真っ最中で
私はその輪の中に飛び込み
誰かが追ってくる!と助けを求めました。
自転車の人はゆっくりと私達の前を通り過ぎ
その際に
チっ
と舌打ちをして居なくなりました。

私が気が付いている、学生の頃の付きまといは
その3回。
今思い出しても恐ろしい…

小学生等が拉致され殺される事件は今だけのものではありません。
ひと気のない場所を帰る子供が安全に帰宅できるよう、心を砕いて欲しいと思います。