
50年の永きに渡る役目を終えることになりました。
正確には明日の15日、午後4時を以ての閉店。
二年ほど前から行くようになった子供達も、
レトロ感のあるここが好きになり
中二階とか初めてなんですけど!!と言っていました。
昨日、長男がセンター試験の間に次男と出かけ
食べたかったラーメン店には長蛇の列。
ならばといわきのハンバーガー屋、レタスで持ち帰り。注文から商品が手元に来るまで20分。
次男が受け取り、店員さんと笑顔を交わしました。
もう店舗としてやっているのは数少なくて
ガランとした空間に、思い出が蘇ります。
物心付いた時にはすでに、数百円を握らされて放置された場所。
母親の居場所は分かっていたものの、私が邪魔なのだと途方に暮れた。
階段を昇り降りして、疲れれば座り込む。
そこへ迎えに来て、母親が注文したラーメンを少し分けてもらって食べて帰る。
悲しいことの後に、迎えに来てくれたという喜びがあって成立していた。
でも実際にはただ邪魔だった。お腹が空いた母親が食べたいだけだった。
また中学になると、地毛が茶色なのがおかしいと、一部の教師に目をつけられた。
真面目で大人しかったはずの私もとうとう嫌気が差して学校をサボった。
仲の良い子が同じような事で嫌がらせを受け、
たまたま同じ日にサボり、このショッピング・センターでランチをした。
二人で泣きながら。
そんな思い出。
それを今の家族が楽しい思い出で上書きしてくれました。
それなのに、なんて早い展開。
そんな事を思うと、なんだか泣けてきました。
ありがとう、そしてさようなら。
幼い頃の私を見守っていてくれたのだと今なら分かります。
あの頃、話しかけてくれた店員さんたち、感謝です。
美味しかったホットドックやホットサンド、
忘れません。
また一つ、私の思い出の場所が消えて行きます。しばらくの間行きもしなかったのに、
こんなに寂しくなるんだなぁ…

