長男は、進学校と言われる高校に通うことになった。
幼稚園の頃に別れた友人なんかも何人か居たりして、何となく照れ臭いみたい。

校長先生のお話。

高校生になって、大事なことは何だと思いますか。勉強や部活は当たり前。
ここまで育ててくれて、この学校に入れるように応援してくれたのは他の誰でもなく、両親、家族です。感謝の気持ちを持ちなさい。大切に育ててくれた親をないがしろにする生徒はこの学校には必要ありません。
この学校は、大学へ行くために知識を養うためにあります。そのためにはお金がかかります。その覚悟をもって進学させてくれた事に感謝しなさい。
ありがとうの一言で、親は満足するかもしれませんが、この学校を足掛かりに大学を出た後には、胸を張って親孝行が出来るような立派な人になりなさい。

これにはグッと来てしまって
それまではしっかりと先生の顔を見ていたのに、すっかり涙もろくなった私は
下を向いて涙を拭いていた。

お母さん、あの時泣いてたよね

…つっこむんじゃないわっ

最近、長男はさらっと素敵な事を言う。
 お母さんの作る食事、好きなんだよね~
 この家族で良かったわ~
 俺は家族が大事だから。
とかなんとか。
その度に、自信の無い私は
本気で言ってる?なんて確認する。
反抗期の反動?
何でも話すから、誤解もあるだろうけど、
校長先生の期待するような大人になってほしい。

進路指導の先生は、

勉強は学校でしなさい。
学校を信じて着いてきなさい。

そう言った。
心強いなぁと感心した。

そしてお弁当。
学校でも売ってはいるが、運動をする部活だととても足りないから、コンビニ弁当をそのまま詰め替えてでもしっかり食べさせて欲しいと。
なるほど。
納得した。

合格した喜びも、そろそろ現実に戻らなくちゃ。