亀は意外と速く泳ぐ | 映画にドラマに気ままにドレミ!

亀は意外と速く泳ぐ

プロデューサー:佐々木亜希子

監督:三木聡

脚本:三木聡

音楽:坂口修

製作:ウィルコ

主演:上野樹里

助演:蒼井優

出演:伊武雅人、岩松了、岡本信人、要潤、嶋田久作、緋田康人、ふせえり、松重豊、村松利史(五十音順)


亀は意外と速く泳ぐ

監督は三木聡、脇役は岩松了、ふせえり、緋田康人と来れば、時効警察が思い浮かぶ人もいるはず。時効警察より以前につくられたのが『亀は~』である。


内容は平凡な主婦がスパイになっておかしな仲間たちと過ごすという非凡なもの。平凡な毎日のせいで存在感が薄れていくことに危機感を抱く片倉スズメ(上野樹里)が、スパイになったことでその平凡な毎日をなんだか楽しく過ごせるというところが(制作の)出発点になっている。ちなみに題名は特に意味はない。


見てみると、案の定独特過ぎる世界観で好き嫌いがありそう。個人的にはあまり出会ったことのない笑いの要素が散りばめられて、ツボにはまってしまう。たいした事件もなければ、たいした結末もないが、笑いの点で十分楽しめる。


各々キャラは濃い(ある意味三木聡が誰よりキャラが濃い)けれど、片岡スズメとは対照的な性格の扇谷クジャクを演じる蒼井優がハチャメチャな女の役で新鮮だった。もうちょっと登場シーンを増やしてもらいたかったなぁと。他では、やっぱり岩松了とふせえりの掛け合いがずば抜けていい。時効警察シリーズほど炸裂した感じではないけれど、本作でも絶妙な掛け合いが発揮されていておもしろかった。


90分と短いので、ぜひ見てみては?