UDON | 映画にドラマに気ままにドレミ!

UDON

製作:亀山千広

脚本:戸田山雅司

監督:本広克行

音楽:渡辺俊幸

製作:フジテレビジョン・ROBOT・東宝

主演:ユースケ・サンタマリア

出演:片桐仁(ラーメンズ)、要潤、木場勝己、小西真奈美、小日向文世、鈴木京香、トータス松本、升毅ほか(五十音順)


UDON プレミアム・エディション    UDONスタンダード・エディション

プレミアム・エディション(左)とスタンダード・エディション(右)

サマータイムマシンブルースに引き続いて本広克行監督の出身地である香川を舞台にソウルフードであるうどんを題材にした映画。

前半と後半では雰囲気ががらりと変わった映画だった。前半は宮川恭子(小西真奈美)が何度も事故って毎回色違いのマーチに乗り換えたり、鈴木庄介(トータス松本)がバンザイを歌ったり、良くも悪くも本広克行監督らしいお遊びの場面が目立った。個人的には香川の個人が経営する小さなうどん屋さんのうどんのうまさを知ってるだけに、まじめなものを期待していたけど、ちょっと甘かったみたい。

しかも、サマータイムマシーンのメンバーだった永野宗典、与座嘉秋、川岡大次郎、ムロツヨシ、本多力、真木よう子、佐々木蔵之介に演技指導をした升毅までが登場して、さすがに瑛太や上野樹里は出番がなかったけど、佐々木蔵之介が出てきた時はおもわず笑ってしまった。踊る~からの登場もあったけど、寺島進が出てくる松井香助(ユースケ・サンタマリア)の夢の場面は絶対にいらなかったと思う(笑)。他に有名どころでは監督と同じ香川出身で日本映画学校卒の南原清隆も出てきた。

後半は一転、父が急逝してから香助がニューヨークに旅立つまで感動的なつくりになっていた。前半にお遊びしながらも、松井拓富(木場勝己)のうどんに対する想いをしっかり描いていたので、香助と拓富のやりとりで思わずしっとりした人もいたのではないだろうか。その後、拓富の四十五日までうどんを打って見事に藤元万里(鈴木京香)を納得させるわけだけど、そこで香助が家を安易に継がず、夢を追いかけてニューヨークに旅立ったのは良かった。代わりに藤元良一(小日向文世)がうどん屋を継いで一応は村の人も納得しているし。

結果として香助も恭子も夢を叶えてハッピーエンドになったけど、全体を通して恭子の存在は中途半端だった気がする。香助もキャラが確立できていなかったんじゃないか、と。そういう意味でイマイチ脚本がうまくいってなかったんだろうと思う。

視聴日 2007/6/7/Wed