「あなたのいい対応を、社内に広めていこう」。と言われ、エコロケーターなるものに選ばれた。社内総員の投票の結果だからちょっと嬉しい。Echolocateというのが語源で、響かせるという意味からついたのがエコロケーターだとか。
勤務中はバッチを装着し、自席にはのぼりが立つ。さらに写真を撮られコメントも飾られる。
悪い気はしない。バッチを持って帰ってきたら、妻はこういうのだ。
「仕事を褒められてバッチを貰えるなんて、北朝鮮みたいじゃん」と。
ここで注意しておきたい。妻のいう北朝鮮には全く蔑みのような、最近の報道に氾濫するいわゆるバッシング対象としての北朝鮮の意味は入っていない。妻は心から夫の関心のある、また仕事の種でもある北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国への共通点を見つけ出し「よかったね」と言っているだけなのである。
しかし、ここで北朝鮮か。その発想は無かったぞ。だったら、やっぱり紅いバッチが欲しかったなあ。
これがまさに平常運行。我が家での普通の会話である。