ホントです!
テーマはずばり、
「ピッキングとピックの握り方」についてです。
皆さんの好きなギターリストたちを思い出せばわかると思うのですが、
本当に人それぞれですよね。
例えば、エディー・ヴァン・ヘイレン。
彼は親指と中指で主にピックを握っていて、人差し指はサポート程度にそえるだけ。
そうすることによってあのトレードマークともなっているタッピングが出来たりと、人差し指が自由になるんですね。
その他変わった握り方といえば、
カルロス・サンタナやマーティ・フリードマンに見られる「逆アングル」と呼ばれるピックの握り方。
写真上が逆アングルで、
写真下が普通のアングルです。


少しわかりづらいかとは思いますが、弦に対するピックの角度が違うんですね。
僕もオルタネイトピッキングを上達させたいと思っていた高校時代、見よう見まねで逆アングルにトライしてみたりしましたが…
弾きづらい!!!
なんでこんな弾き方ができるんだ!!??
数年後、アメリカの音楽が盛んなとある町を訪れた際、地元ではなかなか名の知れたギターリストと話す機会がありました。
彼はジャズマンですが、機械のような速いピッキングをしていました。
握り方も、思いっきり拳を握るような感じでピックをもっていました。
真似をしてみるとやっぱり全然だめ。
当時20そこそこの著者に、
「正解なんてないんだよ、自分にベストなやり方を見つけることが大事だ。」
と、やさしく教えてくれました。
今回紹介する動画のスティーブ・モーズ氏もレッスン序盤で同じことを述べています。
彼のピッキングも変わっていて、その手法のメリット、デメリットもわかりやすく解説してくれています。
弦とびフレーズで壁に突き当たっている人は多いと思うのですが、
この動画が何かの足がかりになるかもしれませんよ!