本作はそんなミルキィホームズのゲームになります。
ちなみに本作が出る前に続編製作が決定したようですね。
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ストーリー
『トイズ』と呼ばれる特殊能力を持つ探偵と怪盗。
偵都『ヨコハマ』では探偵と怪盗が競っていた。
探偵を育成するホームズ探偵学院に、怪盗Lとの死闘で『トイズ』を失ったかつての名探偵『小林オペラ』が訪れる。
そして小林は、シャーロック、ネロ、エルキュール、コーデリアという未来の探偵を目指す少女と出会う。
ひょんなことから彼女らのことを任されることになった小林。そして怪盗帝国の結成。
そして彼女らと触れ合うことで『トイズ』を失い失意の感情に満ちていた小林の心境に変化が・・・
本作はアニメ版の前日談にあたる話で、ミルキィホームズや怪盗帝国の結成、G4との出会いも描かれています。
またギャグ調のアニメとは違い、本作は全編通してシリアスです。
システム
既読スキップなし(スキップはある)。セーブは途中に発生するアイキャッチとゲームクリア時にのみ可能。
本作は全6話構成。また2話~4話は選択肢によって順番が変わります。
話の構成は毎話、
プロローグ→OPアニメ→会話パート→捜査パート→QCAパート→ED
とアニメを意識したような感じになっています。
OPはなかなかにクオリティが高いアニメとなっています。
会話パートでは時々「疑問点記憶」が発生し選択肢(一部会話、スコアに影響する)が出ます。
捜査パートではミルキィホームズの4人とファクター(一部会話、スコアに影響する)を探します。
ミルキィホームズと話しかけられる回数は限られており、
一回失敗した人物は一度他の人物に話しかけないと新たに探すことができなくなります。
またファクターを見つけ出した人物にもう一度話しかけると選択肢が発生し好感度(個別ルートに影響)を上げられます。
QCAパートではアニメが流れ、そこで指示された通りに方向キーやボタンを使って探偵を追い詰めます。
失敗用のアニメも用意されているので一度失敗した方がいいかも。
気になったこと
一つ言えることがボリューム不足。CG全部回収して半日もかからないと思います。
既読スキップがなくて気になる方が多いかもしれませんが、
一度クリアした話はギャラリーモードでもう一度できるようになっており、そこで個別ルートも選択できるようになっています。
セーブに関してもスリープモードがあるPSPならそこまで気にならないかと。
立ち絵及びCGはアニメ調。距離感を出すためなのかすごいぼける時があります。光で調整すればいいのに・・・
また捜査パート、QCAパートは頭を捻りたくような展開が何度もあり、ライターの考えと合うかが重要点だったり。
個別ルートに関しては一週目は好きなキャラを攻略した方がいいと思います。
個別ルートと言っても変わる部分はそこまでないのでCG集めが作業になるだけだったり。
総評
アニメを観てミルキィホームズが好きな方なら買ってもいいと思います。
ただギャグ成分はほとんどないのでキャラが好きって人の方がオススメ。
でもアニメ版と性格が180度違うキャラなんかもいたり・・・
主人公の小林オペラはゲームが初出ですが万人受けしやすいキャラなのでファンの間でも愛されてたり。
またアニメ前提のゲームではなくゲーム前提のアニメなので収録はこっちの方が先らしいです。
なので演技がちょっと違ったりしても目を瞑ってあげよう☆
「あ・・・!」
「そう、これは重要なファクターだ。」