『サガ2 秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』 レビュー | まったりゲーマー今日も行く(故)

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気がつけばサガ3のリメイク発売まであと僅かとなったので、前作のサガ2GoDを簡単にレビュー。
サガ3が気になってる方、ワゴンに投売りされてて購入を悩んでる方は参考にしてくだされば幸いです。
ちなみに私はGB版は未プレイです。
サガ2 秘宝伝説 GODDES OF DESTINY(ゴッデス オブ デスティニー)/スクウェア・エニックス
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概要
本作は秘宝を巡って9つの世界を冒険するRPG。
オリジナルがGB時代の作品だったこともあり、最近のRPGのように凝ってないのが特徴。
主人公キャラは固定ではなく、人間、エスパー、ロボ、モンスターの4つの種族から選べます。
なお両親は人間のためロボ、モンスターを選ぶと序盤からツッコミだらけだったり。
テキストはほとんど手を加えられておらず、性別や種族によるセリフ変更が少々ある程度。
なのでオリジナル版をやった人には受けが良いかも。逆に最近のRPGをやってる方には不満があるかも。
9つの世界ということもあり、巨人だけが住んでる世界から江戸時代まで様々です。
それぞれの世界には名前を付けられているんですがこれがまたストレートだったりします。
というか世界観なんてないに等しい。江戸時代でレオパルド 繰り出したり。色々とオカシイ。

システム

戦闘
戦闘はオーソドックスなコマンドRPG。大きな特徴としては
・Lv概念がない
・連携システム
などがあります。
LvがないRPGはオリジナル版の当時では珍しいものでしたが最近でも・・・あまりないですね。
Lvがないといっても成長しないわけではありません。成長システムについては後述します。
連携システムはサガフロからお馴染みですが、今までのシリーズと勝手が異なります。
これまでのシリーズは技と技を繋ぎ合わせていくというものでしたが、今作は技という概念がありません。
連携は運命の糸と呼ばれるアイテムを持っている状態で戦闘中にとある表記が出ると使用することができます。
連携を使用すると
・次の行動が敵であっても次の味方まで行動を飛ばせる
・武器ごとの特殊技を使うことができる
また連携が繋がっていくと連携昇華になりさらに強力な技が使えます。
エンカウントはシンボルエンカウント。
敵シンボルに近づくと他の敵シンボルがいるとまとめてバトルするチェーンエンカウントになります。
チェーンエンカウントになると敵が増え、普段ではありえない40体、50体にもなる敵と同時に戦うことになります。

成長
成長は種族ごとに異なります。

人間     戦うごとに強くなる。同じ系統の武器を使ってると成長率が上がる。
エスパー  基本的には人間と同じだが特殊能力が習得できる。
ロボ     成長はしないが武具を装備させると能力がアップする。
モンスター 成長しないが、モンスターが落とす肉を食べると姿・能力が丸々変化する。

オーソドックスな人間やエスパー安定した戦力を得られるロボ博打要素が多いモンスターという特徴。
仲間の種族はゲーム開始時に自由に選ぶことができるので、
それぞれの種族を入れるか一つの種族に集中させるかはプレイヤー次第となります。

気になったこと
連携を使用するのには運命の糸というアイテムが必要なのですが、
そのアイテムを手に入れるのにMP(ミューズポイント)というものが必要になります。
MPは戦闘で入手できますが、普通に戦っていてはあまり稼ぐことは出来ません。
またMPと運命の糸は特定の場所に行くと交換できますが、終盤になるまでは自由にその場所に行けません。
なので序盤・中盤は運命の糸を節約するということがしばしば・・・

総評

リメイク物としては珍しくオリジナル経験者の方々からの評判の方がいいという印象。
逆に言えばそうでない方には物足りなかったりしなかったりそうでなかったり。
少なくともクソではないです。凡作~良作の間あたりが妥当かと思います。
ただ個人的にはミンサガ並のリメイクも見てみたかったなという感想。