朝晩は、とても涼しく・・・すっかり秋めいてきましたね。
ということで、今日は久々に(いつ以来かな?!)先ほど読み終えたばかりの本を紹介します。
最近は細かい文字を読むのがしんどくて・・・
ちょっと本から遠ざかっていたのですが、
この本は12月に映画が公開されることになっていて、
その主題歌を桑田さんが手がけたということもあり、
とても興味があったので頑張って読んでみました
永遠のゼロ・・・のゼロとは零戦の事です。
戦時中、国のため、家族を守るために潔く死んでいくのが美徳とされていた時代に、
この本に描かれている主人公の軍人は、
「生きて家族のもとに帰るのだ!」という強い思いを持って戦っていた人・・・。
現代に生きる孫達が、亡くなった祖父の事を調べていく・・・というお話になっているので、
とてもわかりやすく、戦争当時の事もス~ッと心に入って来ます。
今の時代ならば携帯片手に何不自由無く楽しく過ごしている高校生くらいの青年達が、
戦争という時代の中で、本当に過酷で辛い体験をしていて・・・
そして、多くの若い尊い命が無駄に失われていた・・・という事を改めて感じました
最後にわかった真実が、また・・・涙です。
おそらく、多くの方がどこかで耳にしたことがあると思われるサザンのニューシングルの中の
「蛍」という曲は・・・初めて聴いた時から、涙が出てしまったのですが
本を読んでから聴くと、さらに心の奥深くまで沁みて色々な想いがこみ上げてくるのです
ー 涙見せぬように 笑顔でサヨナラを また逢うと約束をしたね ー
ー 生まれ変われたなら また恋もするでしょう 抱きあい命燃やすように ー
という詩が、とてもとても切ないでのです
映画の方は12月21日公開予定。
主人公は、本のイメージそのものの・・・岡田准一(V6)クン。
そして、その孫が三浦春馬クン。
キャストも好きな俳優さんだし、映画がどのような感じになっているのか・・・公開がとても楽しみです。