Windows 7
Walt Mossberg氏が開催したカンファレンスで、米Microsoft社のBill Gates会長とSteve Ballmer最高経営責任者(CEO)は、次期オペレーティング・システム『Windows 7』の一部を紹介しました。
簡単に説明すると、Windows 7は『Windows Vista』に新しいマルチタッチの衣装を着せたような感じ。
Windowsチームは、インスピレーションの焦点を、『Mac OS X』から『iPhone』OSに切り替えたようです。
マルチタッチは最大の追加機能で、システム全体に登場し、どこでも使用できます。
「つまんでズーム」機能は「タッチしてめくる
」と、うまく機能していて、写真の裏に書かれている情報を表示するのに使用されています。
米Google社もまた、Windowsチームに多大なインスピレーションを与えてきたようです
地図アプリケーションは、『Google Earth』とiPhoneの『Maps』アプリケーションを足して2で割ったものに、タッチスクリーンの良さを追加したような感じです。
小さな押しピンさえ見覚えがある。
なんとなくMicrosoft社はあえて、あまり多くを明かさないようにしているように感じます。
それはきっと、当初の計画から新機能がどんどん減っていったVistaが大失敗に終わった後だからではないでしょうか?
WIndows Vistaのブログで、Chris Flores氏は次のように書いています。
: 「われわれがWindowsの次期リリースの計画について話をすると、周りが動き出す。その結果、広く公表した情報を後で変更すると、当社のパートナーや顧客に大きな影響を与える可能性がある。」
これまでにも推測されてきたように、Windows 7はこれまでのOSカーネルを捨てて再スタートを切る。。。これは、Mac OS Xでゼロからスタートしたときに米Apple社がやったことだが、少し違うのはVistaを土台にした「進化」になるということ。
他社のアイディアを借用していることについて少し批判をしてしまいましたが、Windowsの未来については見えなかったので、こういう文面になってしまいました。
窓使いさんが読んでいたらすみません(;゚;Д;゚;
最終的に没になるかもしれない画期的なファイルシステムを紹介するより、すでにVistaで簡単に動かせる、見栄えする機能をデモした方がいいような気がしました。
『WinFS』に注目しておこうと思いますw
※WinFSとは、Windows Vistaで採用されるはずだった統合ファイルシステムです。