闇を乗りきれ!! | へっぽこライダーとゆかいな仲間達

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2005年~2013年yahooブログにて書いていた記事をお引っ越し。
個人の思い出用です。

海外競馬がお好きな方
お暇なときにどうぞ

最近の朝の仕事開始時刻は8:00である。
日本で私が働いていた時にはあり得ないが、何せ太陽が出てくるのがこの時刻でそれまではほんと~~~~に何も見えない闇の世界である。
場内には建物の近くには街灯がある物の、ほとんどの場所には街灯が無い。

さて、本日の仕事開始時刻は7:00!
エイダンのおじさん(?)が亡くなったそうで、葬儀に行く為なのか仕事時間が早くなった。
6:40に馬装・・・も、真っ暗。
6:50に馬に跨りオールドヤードからバンへ・・・
本当にシャレじゃなく目隠しをされたように何も見えない・・・。
毎日毎日歩いている道だけに、勘である!!
愛馬セプティムスはレースの時には驚くような度胸を見せるのだが、普段においてはチキンである。
ぼわ~~~と見えるラチを頼りに「行け!」と言うものの、ブホ~ブホ~!とモコモコ。
10m先にキャローが歩いていたのだが、見えない。
セプティムスも恐くてモコモコしているのに、芝に乗ってしまってすっ飛んで道に戻ったり・・・とにかくバンに行き着くのもやっと。。
オールドヤードから来てた人は皆「暗くて恐いし誰かわからないし・・・」が朝の挨拶になっていた。

昨年は乗り役が少なく、一人5~6鞍近く乗らなきゃいけなかったので確か7:30スタートで毎日こんな感じだった様な気がする。
ちなみに、今年は余るくらい乗り役が居るので奇跡の(?)8:00スタート!!
真っ暗だと視覚的バランスがとりずらく、へっぽこはいつも以上に落馬するような感覚に襲われるので嫌いだ!!

約20分の並足と約5分のダク、そうしてキャンター。
もちろんまだ外は真っ暗。
遠くの山の陰にこれから朝日を迎える感じで空が赤くなり始めているが、まだ30分は日の出までかかりそう。。
結局キャンターも真っ暗の中スタート。
先に行った馬の『ブッホ♪ブッホ♪』という息遣いだけが闇に響いている。

セプティムスは前に馬が居ると異様に追いかけたがる。
っていうか、抜かしたがる。
ので、最近元気がありあまりたまに「ヴ!きつい!!」という日があったのに、今日はもの凄く折り合う。
小気味良いリズムで走るセプティムス・・森に入ると暴走気味になったりするのだが、今日はそんなことも無く森の3分の2くらい進んだ所で「ほ~」止まれの合図をだしたら簡単にスピードを緩めてゴールの所ではダクにできた。
はっきり言って、扶助を出す前に声だけでスピードが落ちた感じ。

今日は何だったんだろう?
っと思っていたら、4鞍目キャローが「今日はファイアー&レイン(キャローの乗っている古馬。今年良いとこがありそうな期待馬)良い感じで乗れたの!いつもはものすご~くきついんだけど、今日は良い感じだったし、止め際も簡単に止まれたのよ!」っと・・・。
私もセプティムスで同じだった事を伝えると、「きっと暗くて馬も何も見えなかったのね!」っと言う事になった。
定かでは無いが私もそう思う。

キャンターは折り合うから良いけど、やっぱり暗闇で乗るのは恐いから、当分は8:00スタートが良いな~!!

ちなみに、GOS君が聞いた話で、先日霧の出ていた日にある人が「今日はものすご~~くきつかった!」と言ったそうな。
そうすると、アイリィシュのジョニーが「今日なんできついか知ってるか?」っと言うと、きつかった本人は無視。
しかし、近くに居たGOS君が食いつき「なんで?」と問い返すと、
「今日は霧が出ているからだ!霧が出ると馬が馬鹿になるんだ!」だそうだ。
これって、ちゃんとした根拠が在るのか、単なるアイリィッシュの言い伝えなのかはわからないけど、フ~ンって思った。
これから霧の日は気を付けます。

生き物だけに、天候や環境の少しの変化が面白いくらいに馬には影響する。
晴れの日は馬に乗っていても気持ちが良い。
雨の日は濡れるし、たずなは滑るから馬に乗っていても楽しくない。

晴れの日は気分良く走れる。
雨の日は体が濡れるし、雨粒が顔に当たって走りにくい。

人も馬も気持ちは一緒かな??