私の厩舎にはショーンという17歳のジョッキーが居ます。彼は、先日ジョッキー免許取得したばかりで、まだまだ未熟なので(日本のようにジョッキースクールに行くわけではなく、講習・面接・騎乗テスト・調教師からの推薦と日本より数段簡単に取れます)バリバリ乗っているジョッキーの様な扱いではなく、普通のスタッフと同じ扱いで(と言っても、追い切りには乗るし、レースにも出ます)担当馬もいるし、厩舎作業もします。
エイダンもまだまだと思っていると思うけど、彼のやる気とセンスを評価して彼をジョッキーに育てようとしているのだと思います。
この前の日曜日、そんな彼がデビューレースを飾りました。毎朝彼自身が調教している馬で、レース内容は、う~ん新人ジョッキーって感じで追えてないし、レース展開もまったく読んでいない感じ。 でも、これから多くのレースに出て経験を積んでもっと良いジョッキーになってくれるでしょう。
そんな彼のお父さんが、昨夜亡くなったそうです。
彼のお父さんもまたジョッキーだったそうで、見た目の乗り方はん~?って感じらしいのですが、いつもどんな馬に乗っても(暴走したり、暴れたりしていても)ニコニコ笑顔の絶えない人で、しかも、いつもみんなに飴やお菓子などくれる本当にやさしい良い人だったそうです。
バリードイルを一年半前病気により辞めたそうで、残念な事に私には面識がありません。っが、ショーンを見ていれば、どんなに良い家庭で育ったかがわかります。彼自身、本当に良い子です。最初見たときは、中学生くらいの子かと思ったのですが、今は同い年の週末だけ働く子達より、いくぶん大人っぽく見える気がします。
ショーンのお父さんにご冥福を捧げると共に、そのお父さんから貰った体と才能を遺憾なく発揮して、いつか世界中の競馬ファンが彼を知っているっという様な、そんな素晴らしいジョッキーになって欲しいと心から祈ります。