一穴(いっけつ)の重み | へっぽこライダーとゆかいな仲間達

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2005年~2013年yahooブログにて書いていた記事をお引っ越し。
個人の思い出用です。

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 今現在、午前中一人当たり最高4鞍(4頭)の調教をつけています。乗り役の技量等を見極め、エイダンが誰にどの馬を載せるかなど決めます。なので、1鞍や2鞍の人もいますし、4鞍乗ってさらに午後から乗る人もいます。基本的には、3鞍の人が多い気がします。

 私は今現在、基本的に3鞍でたまに4鞍乗る感じです。(へっぽこだけに・・・)

 そして、乗り馬もほぼ毎日同じ馬を調教しているので、やりがいもあります。(基本的には、エイダンは一度乗せてくれた馬はなかなか替えないが、その人に合っていなかったり、成績が出ない場合替えられます。後、その人の素行等も時に見られ馬が替わる事も・・・。)
 一鞍目は3歳牡のポーツマス君、最近追い切り等でかなり良い感じになってきました。もうすぐ、レースに出そうな感じ・・・。
 二鞍目はカラディーラ(お母さんの名前)君。2歳馬の男の子で、坂路にてキャンターするようになってから、ず~~~~と私が乗っている馬。(坂路に行く前は、バン(屋内馬場)にて、基本的な運動を教えます。人が乗ることや、ダク・駆け足等。一年で一番危ない時です!!)
 三鞍目はテダルシャーナ。牝馬の2歳馬。私の担当馬であり、乗り馬でもある子。
 んでもって、たま~に知らない馬が4鞍目に入ってたりするのですが、ここ2日は3鞍です。

 さて、今回のお話は二鞍目のカラディーラ君に付いて・・・。
彼に乗り始め、自分なりに彼にできる限りの事をしてあげようと、色々毎日試行錯誤で今日までやってきました。(今後もそうだけど・・・) まだまだやんちゃな2歳馬は、人間でいったら幼稚園生みたいなもの。アレをしちゃダメ!こうしなさい!ああしなさい!あれは、大丈夫!ここはダメ!などなど、何もかも一から教えなければなりません。
 私は、日本に居た時M県にある、とあるトレーニングセンターで働いていました。そこでは、古馬やすでに十分調教済みの馬しか来なかったので、はっきり言ってイヤリング(馴致馬)なんて乗ったことが無いし、教育なんてされているのが当然だったので、私にとっても今何もかもが試行錯誤で進むしかなく、これが本当に馬の為になっているのか心配です。(GOS君アドバイスでかなり助かってる面が大きい。ありがとう!GOS君!!)
 まだ本格的な追い切りが始まる前、普段調教している人が乗って、芝の1600メートルくらいあるコースを走る調教があったのですが、ディーラはもの凄いビビリで、キャンター中物を見ては吹っ飛び、水溜りで止まりはっきり言って、毎週芝を乗る土曜が来るのが嫌だったし、毎回毎回明日は乗り替わっちゃうだろーなー?!って気持ちで乗っていました。
 しかし、どんなに酷い乗り方をしてもエイダンはこの馬を私からはずす事をせず、乗っけ続けてくれました。

 昨年の12月くらいから乗り始め、約5ヶ月。まだまだやんちゃではあるものの、競走馬らしく大分成長してくれた気がします。
 体格も、毎日見ていると気が付きませんが、昨日彼の顔に着けるの馬具が小さくなったと感じ、ハミ(乗り時に、口に入れる馬具)の穴を一穴下げました。
彼に乗り始め、2回目の一穴下げ・・・。なんか、そんな小さな事だけど私は嬉しくなりました。精神的にも、体格的にも大きくなってきてるな~って。
 全然まだまだ成長過程のディーラ、そんな小さな事でも親心(?)としては、嬉しいのです。

 私も、ディーラから色んな事を学ばせてもらってます。でも、彼の一穴の成長には程遠い成長振り・・・。 私も、彼と共に頑張らねば!っと思う今日この頃です。