てぶくろ

 


 

 

エウゲーニー え

 


 

 

うちだ りさ やく

 


福音館書店発行


 

ウクライナ民話 動物達がつぎつぎと現れる絵本です・・・

 


おじいさんが・・・てぶくろを・・・ふゆの小雪が舞う森の中でおとしてしまう・・・

 


そのてぶくろに・・・つぎつぎにさむさをのがれるため・・・

 

動物たちがやってくる・・・

 


はじめは・・・ねずみがあったかいてぶくろにもぐりこむ・・・

 


つぎは・・・かえる・・・そして・・・うさぎ・・・みんなあたたかさをもとめて・・・

 

てぶくろのなかに・・・

 


次にやってきたのが・・・きつね・・・

 

きつねもここにすむことに・・・

 


次はおおかみ・・・

 

次は・・・いのしし・・・

 

次は・・・くま・・・

 


ついに・・・7ひきの動物たちが・・・

 

体を寄せ合い・・・てぶくろのなかに・・・

 


 

 


 

 

この絵本を見ているといろいろな事を考えてしまう・・・

 


 

 


 

 


おじいさんが落として小さなてぶくろ・・・

 

あんなに沢山の動物が入るわけはない・・・

 


 しかし・・・それは青くて素晴らしい・・・地球のこと・・・?

 

動物たちはいつもなら・・・同じところに住めないはず・・・

 

でもこの絵本では・・・一緒に・・・てぶくろの中に・・・

 

人間もいろいろな人種もいる・・・いろいろな考えを持つ人もいる・・・

 

今なお地球の上では・・・争いが・・・

 


 

 

争いのない世界を描いている絵本のような気がする・・・・

 


 

 

絵の素晴らしさとこころほのぼのする絵本です。