こころほのぼの NO37 ふなのりネコだいかつやく のろのろデイジー




ふなのりネコだいかつやく


のろのろデイジー


ロブ・ルイスさく ふなと よしこ やく


ほるぷ出版



ゆかいで・・・やさしさあふれる・・作品です。



自分のやるべき事をしなかったために大変なことになる・・・ふなのりネコのはなし


猫と言うとネズミ退治・・・そんな猫だのに・・・いつも何もせず・・・


寝ているばかり・・・この猫は船のなかにいるネズミを退治するために船で飼われているのだけど・・・



なんにもしない・・・船長がおこり・・・船乗りたちがおこり・・・ついには・・・


船長は『うみにほうりこんでやる』とカンカン・・・・



そんな話をきいたデイジー・・・ネズミたいじをする事に・・・しかし



ネズミたちはデイジーをバカにしてわらうばかり・・・


ネズミのちえでこなまみで・・・やっぱり・・・この猫はのろま・・・船員たちにはむしされる・・・



そんな中・・・ねこずきなみならいのコックがデイジーに良い考えをおしえる・・・が・・・

しかし・・・チーズでおびき寄せるつもりがネズミがそんな事はわかっていて・・・



帆をささえるロープを切られて・・・しまいには・・・船員たち全員んが呆れ顔・・・


なんとかバンカイしたいデイジー・・・そして考えついたのは・・・


ねずみの巣を探すことだ!・・・だが・・・ねずみの知恵にはかなわない・・・ブランデーでずぶぬれに・・・


ますます・・・立場のないデイジー・・・どうなるのか・・・海に捨てるれるのか・・・




その夜は・・・風が吹き・・・ひどい嵐に・・・おおなみがデッキを襲い・・・


しまいには一等航海士が大波に流されてしまう・・・この船はお終いだ・・・


船長が航海士を助けだし舵をとらないといけない・・・かぜがあれくるい・・・なみがぶつかる・・・



『この船はおしまいだ!』泣き叫ぶ声が・・・・舵を何とかしないと船は岩にぶつてしまう・・・




その時・・・雨のむこに舵が見えた・・・船長と航海士はビックリ・・・



デイジーが船の舵を前足でしかりと舵を取っていた・・・


船は守られた・・・・デイジーは船長や船員たちに感謝されておおもて・・・




子供の中にもなかなか思うように成長してなくて・・・親として不安やいらいらする事もある・・・



でも・・子供の可能性を信じて子供の成長を見守りたい・・・




それから・・・船のネズミたちだが・・・船がしずむと思ったネズミたち・・・


怖がって・・・1匹のこらず船から・・・にげだした。