近畿大学文芸学部芸術学科 舞台芸術専攻32期 卒業公演
ブルーストッキングの女たち




小ホールといいますが、凄く大きくキレイなホールでびっくり。
久しぶりの近大さんの本格的な舞台。
楽しみにしていました。

【期間】 2023年9月29日(金)~10月1日(日) 全4回公演
【会場】 八尾市文化会館プリズムホール 小ホール
【作】宮本研
【演出】 盛加代子
【出演】
石田好実
井上舞音
植田瑞穂
片山真奈
金本大空
神野萌花
榮花音
阪本愛梨
坂本ひなた
柴田光希
中隅芽依
西村充希
山下羽音
横田千明
吉井琴美
【ストーリー】
物語は平塚らいてう達が女性の自立を謳い文芸誌『青鞜(せいとう)』を立ち上げた翌年の1912年、大正元年から始まる。
伊藤野枝という一人の少女が平塚らいてうを慕い青鞜社を訪ね、九州から上京。
青鞜社には尾竹紅吉、神近市子ら女性の解放と自由を求める「新しい女たち」がいた。

国が押し付ける「女のあり方」に異を唱え続けた女性たちのそれぞれの結末とは。
【WEB】    https://twitter.com/kindai_engeki32


入学直後からコロナの流行で4年間を送ってきたという32期の皆さん。
オンライン学習ばかりでみんな集まって練習などなかなか出来なかったというこの世代の特別な思いのこもった卒業公演だったことでしょう。

舞台は大正時代。新しい女性としての生き方を模索するそれぞれの群像劇。
休憩をはさんで3時間という長丁場ですが、見ごたえがありとってもとっても楽しめ、とてもクオリティーの高い素敵な舞台でした。
ました。

今年観たお芝居の中で、一番面白かったように思います。

満点です。千秋楽でなかったらオカワリしたかったです。

★★★★★