失恋喫茶店 | にゃちにゃんこ@卵巣がん経過観察中

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さっきふと、昔のことを思い出した。
何故その記憶の扉が開いたのか、わからないけど。
封印してた暗黒付箋のページが不意に開きました。

あの喫茶店はまだあるのかな。。。

そういえば昨日久しぶりにスタバに行って、今流行りのベイクドチーズケーキフラペチーノwithストロベリーソースを飲んだいちご確かに美味しかったけど、あのカリカリはいらないな…喉が渇いてしまう滝汗しかも700円超え…コスパも悪い。
そして何よりスタバって人が多くてみんなすごい喋ってて五月蝿い…チーン全然落ち着けないので、またしばらく足が遠のきそう…ショック

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話それましたが、そのスタバのある場所の隣のビルに、例の喫茶店があったのですあせるだから思い出したのかなぁ。不思議。

もう25年以上前のことだww
短大生だった私には好きな人がいた。別の大学のサークルの先輩で、3つくらい年上だったかな。サークルのバンドでキーボードをしていた人。ちょっとだけ付き合っていたかもしれない。最初は勇気を出して私からお祭りに誘った。
サークル外で米米クラブみたいなバンド活動もしていた彼。ステージを見に行って、打ち上げにも連れてってくれた。ちゃんと付き合うって話はしてないけど、デートもしたし、彼女なのかな?くらいに思っていた。

クリスマスイブの夜に、一度別れ話をされた。彼の家で。プレゼントの手編みの手袋を持って、張り切って出かけた挙句の別れ話に、納得出来なくて泣いて泣いて、撤回させた。
もっと頑張る。もっと。

でもそれから冬のある日連絡がとれなくなり、今と違って携帯電話もない時代。一人暮らしだった彼の部屋に電話をかけてもかけても出ることはなかった。留守電にも入れた。何度も。
今思い出しても、人はフラれそうになる時にストーカーのような行動をとるよねww滝汗家の近所で待ち伏せしたり、公衆電話を見るたびに10円を握りしめて電話をかけた。家でもかけた。ひどい時は5~10分おきだったかもしれない。それでも普通に家(自宅)に帰って眠ってたかも。どんな時でも眠れるww

ある日、やっと電話に出てくれて、連絡がとれた。はっきり覚えてないが、本当に、夜中や早朝にも電話をかけていたような気もする。彼はその時酔っ払ってたかもしれない。うっかり出てしまったのかも。ナンバーディスプレイなんかないしね。
とうとう会えることになった。悲しい予感もあったはずなのに、私は浮かれていたラブそこで呼び出されたのが、あの喫茶店だ。

久しぶりに会えると思い、お洒落してウキウキして出かけた。ような気がするwラブ
そこで待っていたのは、当然のごとく、別れ話だった。彼が好きなオレンジペコを飲みながら、私に告げたのは、すでに別に付き合ってる女性がいるということだった。
しかも。今、この喫茶店の中にその女性がいるとガーン

恋愛慣れしてない私でした。初めて付き合った人だった。でも、私の想いは届いてなかった。「俺のことを好きなのかどうかわからない」みたいなことを言われた。なんで?なんで?と思ったけれど、心当たりは、あった。私は、彼に全てを許してなかった。身体は許してなかった。半年くらい付き合ってただろうか。ほんの何回かしかデートしてない気もするが。女慣れしていた彼、最初のデートでキスされたちゅー初めて過ぎて色々びっくりしたwwそれから何度か彼の家にも行ったし、泊まったこともあるけれど、最後まではしなかった。私が頑なに拒んだ。
若かったなぁwww
今になって思えば、何故!?って自分に問いたいw
彼のことは好きだったけれど、なんだかこの人とは結婚したくないなーと思っていたような気がするwwだからって訳でもないのかなーもちろん怖かったり恥ずかしかったりするのもあったけどあせる若い時に女がそんな態度なら、フラれても仕方がないな、とあとになって思った笑い泣き
結局それからあとの初体験は、ロクでもない結果に終わったしwww失敗したなぁw(それはまた別のお話)

で、喫茶店。
もう動揺がひどくてあまり覚えてないが、どんなに喰い下っても、言い訳しても、答えは決まってるのだ。私はもう、フラれている。(お前はもう死んでいる的なwガーン
たぶんその年上の女に、話をつけて来いと言われたのだろうと。その様子をこの店の中のどこかから見ているのだ。余裕だね。私のような小娘なんかちょろい。

そして私は置いて行かれた。2人が並んで喫茶店を出て行った。お金は払ってくれていた。けど、もう、私はそこに冷静でいられるほど大人じゃなかった。
溢れる涙を隠しながら店を出て、商店街を歩いた。前の方に…並んで歩く2人が見えたびっくり涙で前が見えなくなるって、あるんだね…えーん流れる涙を止めようもなく、立っていられない、どうしよう、と思って、電話ボックスに駆け込んだ。他に1人になれる場所を思いつかなかった。当時の電話ボックスって、貴重なパーソナルスペースだった。透明だけどww

泣きながら友達に電話して、話を聞いてもらった。
身体は最後まで許してなかったことも伝えたら、ちょっと「それはしょうがない」みたいに言われたかもwwですよねーーーーwwww笑い泣き

その日はサークルの男の子たちに飲みに連れてって貰った。フラれたことも詳細は話してなかったけど、みんな優しかった。その時まで、私がその先輩と付き合ってたことを知らなかった人もいたな。ほんと学校とバイトとバンドとサークルで忙しい人だったし。酔っ払って全てを忘れることにした。どのくらい引きずってたのか、今となってはあまり覚えていない。

そんなことを急に思い出した。
そしてこれ以下のことも、今になって思い出したww

それからあとのこと。
彼はサークルの飲み会にその女性を連れてきたこともあった。部外者なのに図々しい…ガーンと思いつつ。
ちょっと色つきの大きめの眼鏡をかけた年上の社会人であろう彼女は、みんなに「奥さん」と呼ばれていた。もうそんな風に呼ばれるくらいに公認なんだ…。私はいたたまれなかったけど、遠くに座って耐えていた。もちろん私がフラれたことはサークルのみんなが知っているはず滝汗誰も触れないけど…


その1年後くらいかも。もしかしたら彼は卒業してしまった頃かもしれない。
サークルの女の子とその彼の話になった。あまり仲良くはない子だったけど、少しは事情を知っていた子だ。あの彼女、「奥さん」てあだ名だったねー。なんて無邪気に私が話す。
「あのね、にゃちさんには、みんなが言わないほうがいいって話してたんだけど…あの人達本当に結婚してたんだよあせる
え…滝汗
ええええええ滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗
学生結婚かよ!!
彼女は社会人とはいえ。
2度目に来たショックだったびっくり
もう好きではなかったけど、みんなが知っていたことを、私には隠していたこと。まわりのみんなが私のことを「可哀想な子」として見ていたのかもしれないと思うと、また悲しくなった笑い泣き
気を遣わせていたんだねぇ…ごめんよ、とも思った。


それから何年もたって。
7~8年後かなぁ。
当時はWindows95が出てからインターネットが一部で流行りだしていた頃。私はMac派だった。
草の根ネットで知り合った男の子がたまたま近所で、ネットカフェでバイトしてるからおいでよと言われ訪ねた。
その子と話をしていると、その店の店長?オーナー?が帰ってきた。
・・・あれ!?!?!?
私は気付かれる前に、トイレに逃げた。
店長は、私を振った、あの彼だったwwwwwww
どうしよう、どうしよう、と迷った。でも出て行かない訳にいかないし。あの喫茶店の日から、もちろんひとことも喋ってない。
覚悟を決めてトイレを出た。えっと…緊張し過ぎて記憶ないよwwwなんかお久しぶりです的な挨拶した…かな…滝汗Macでゲーム作ったりしてるって聞いたかも…頭のいい人でいい大学に行ってたけど、やっぱり趣味に生きる人なんだなぁと。髪が…腰くらいまで伸びていたwwwセンスは昔からあまり良くないw

彼がいなくなってから、好奇心でネットの友人に知り合いだったことを説明して、ちょっとだけ聞いてみた。彼は結婚してるのか?とww
「してないと思うけど…」
あれ!?離婚したのかな…もはやどうでもいいけどwww
何年後かにそのお店もなくなっていた。それ以来会っていない。

そんなこともありましたな~と。本当に急に思い出した。今のうちに記録しておこうと。これも私の一部。
記憶の回廊に、まだ封印された何かが眠っているかもしれない…ニヒヒ
また扉が開いた時に、お会いしましょう。

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