人生最良の選択〜見え始めたホワイト企業の真価〜 | ぽよぽよ、その℃-uteな生き様 〜そして男達は東へ向かった〜 第2部・前編





好きな会社が、できました。





ということで本日転職先の会社から初給料が出たけど驚くことだらけだった。

まず一度も月末まで働いてないのに満額の給料が出てることに驚くのに、その上に雇用契約書にはなかった非課税の手当てが色々ついて想定してた賃金より3万ほど増える大幅増だった。
しかもしかもさらに意味わからないことに初月だからか控除の額も少なくて最終的には月給が想定より6万増えてる超異常事態。
人間ここまで想定外の良いことが起きると嬉しいという感情より先に現実を疑ってパニックに陥ってしまうことがわかった。
給与明細見てもしばらく手取りの数字だってわからんかったもんね。



そもそもの想定してた給料の時点で十分に前職を超えてたのにこのホワイト企業は一体どんだけ俺を驚かせるのか。
控除の方はともかく手当ての方は今後も継続しそうだから単純に考えて年間30万以上の増額になるだろう。
調べたら同世代の平均年収を普通に超えるようになってて信じられない。
暴力あり違法労働あり金なし休みなしやりがいなしのシベリア系ワーキングプア底辺ブラック派遣職場の数々で働いてた頃は絶対にこんな給料生涯到達できないと思ってたわ。




ただでさえ勤務時間も勤務日数も少なく優しい先輩だらけの職場で正社員としてやりがいある業務を沢山任せてもらえるのに給料も増え続けていく。
明らかに今までに働いてきた数々の職場とは別次元の環境。
自分のことを人間として大事にしてもらってると感じる。
唯一の懸念は試用期間が終わったら残業増えるっぽいことだけどこれだけ給料貰えてさらに残業代も出るなら何の問題もない。
これはもう……ホワイト企業と言っていいのではないでしょうか?
寝ては夢、起きては現、幻のと思い続けたあのホワイト企業に私はたどり着いたのではないでしょうか?




ふり返ってみると2ヶ月前。
他社で内定出てからも転職活動続けて、たまたま見つけたこの会社の求人に応募したのは人生最良の選択だったと思う。
もう内定あるしこんな良い企業受かるわけないから落ちても気にしなくていいやと力が抜けて面接受けられたのは幸運だった。
コロナ禍で俺の得意なオンライン面接だったのも幸運。
内定先の入社日が近付いてるのに面接日程が何度も延期になって不安だから少し強気で交渉したらギリギリの日程で上手くいったのも幸運。
そのまま最初の面接から2週間くらいで内定までトントン拍子に進んだのは奇跡。



ひょっとしたら死ぬ間際の夢を見てるのかもしれないと思うことがある。
転職活動で数千回お祈りメールを送られたことで発狂して精神壊れた人間の走馬灯なんじゃなかろうか。
それくらい今の仕事をしてる自分に現実感がない。
あまりにも今までの人生と比べてこの激動の2ヶ月で一気にすべてが上手くいきすぎている。
10年間一度も花を見ることなくもう期待もせずに畑に種を蒔き続けてたら一夜にしてお花畑ができてたような気分。
絶対にこの拾われた恩を返したい。
俺は尽くすぞ。
10年間諦めずにわらしべ転職を重ねてようやくたどり着いた自分を認めてくれる会社に。
この会社に尽くす。








ま、ここまで良く書いたけど貯金は相変わらずないに等しいので厳密に言えばまだまだ同世代平均の人生に追いついたとは言えないのだろう。
彼ら彼女らはこれまでにこういう仕事をしてきた分の蓄えがあるわけだから。
しかし数年前の元の状態を考えたら十分すぎる。
希望が出てきた。
希望があれば人は生きていける。

人生まだまだ挽回できる!!!