水曜日のサービスデー狙いで、
映画鑑賞映画


テニサーとしては見るしかない、
ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹が

テニスで成功していく物語。

とはいえ、今となってはウィル・スミスの

アカデミー賞ビンタ事件として名高い、
『ドリームプラン』


 

ビーナス、セリーナ・ウィリアムズ姉妹が生まれる前、
父のリチャード(ウィル・スミス)は優勝したテニス選手が
多額の小切手を手にする姿を見て、
子供を最高のテニス選手にすることを思い立つ。

自身はテニス未経験だったが独学で指導法を研究し、
世界王者を育てる計画書(ドリームプラン)を作る。

治安の悪いアメリカ・ロサンゼルス郊外コンプトン市の

公営コートで、彼は周囲からの批判や

さまざまな困難を乗り越えながら、
娘たちを史上最強の選手に育て上げていく。





けっこう暴力的な出来事が含まれる映画が

アカデミー賞でノミネートされたのに、
そのショウの場では暴力ダメって、

言われてもねぇ。

まあ今はロシア・ウクライナ戦争の真っただ中

っていうのもあって、
暴力を許すまじ、暴力に屈しない、っていう風潮が
いつもよりさらに強まっているのもあって。

だけどわたしはわたしが誰かに

大勢の前で侮辱された時に、
夫が地位や名誉や危険を顧みずに

公衆の面前で相手を平手打ちしてくれたら、
その勇気を讃えるし、

涙が出るほど嬉しい、
絶対一生味方でいる。



ウィリアムズ姉妹って、実は5人姉妹だったんだね。
でも上3人のお姉さんは奥さんの連れ子。

どっちかというとヴィーナス(姉)の物語だった。
ヴィーナス(本人)ってなんか親近感あるなって思ったら、

 

ワンピースに出てくる海底探索の船長に似てて。

(いい意味で)


姉妹二人ともパパが大好きで、

でも独裁的な一面には反発、
だけど尊敬もしてる。



映画ではいいお父さん風に描かれていたけど、
改めて父親本人について検索してみたら、
いわゆる毒親っぽい。

彼女たちも今となっては感謝はしてるけど、
今後一切関わりたくない存在かもしれない。




 

1980年代、まだアメリカは黒人差別がひどくて、
根拠のない暴力や、
環境の悪さから来る暴力、
貧乏ゆえの暴力、に脅かされていた。

その中で一流の選手まで育て上げよう、
というお父さんの固い意思には驚かされる。

才能があるからと一流選手に育てあげるために、
幼い頃からテニスだけを盲目的にやって、
若かりし頃から期待される立場に立たされると、
プレッシャーで潰れてしまう。
一般常識がなくなってしまう。
青春もない。

 

というのがお父さんの考え。

 


確かにまあそうかも。
 

日本でいうと宇多田ヒカルみたいな。
ふつうの人間生活してみたいって思っちゃうんだろうな。

幼い頃からチヤホヤされたら謙虚さも無くなる。


とはいえ、大坂なおみとセリーナ(妹)の試合の時には、
セリーナはかなり礼儀を欠いていたと思うけど。

 

 

 

 

 

 

 

★★★★★★☆☆☆☆