私は現在20代の女性です。大学生のとき、さまざまなアルバイトを経験してきました。その中で、楽な仕事だと感じたアルバイトは、あまり繁盛していない飲食店でのアルバイトです。

 

飲食店というと、スピーディーさが必要で、あちこち動き回らなければならないし、ホールだとお客様の対応もあり・・と大変そうだと思う人が多いかもしれません。しかし、わたしがアルバイトをしていた店舗は、土日や祝日はそれなりに忙しかったものの、平日は暇でした。ですから、平日にバイトに入ってもやることがなく、暇で手持ち無沙汰で困るほどでした。

 

私はそのアルバイト先ではホールの担当でした。お客様がいらっしゃればお水を出し、注文を聞き、出来た料理を運び、お客様が帰る時にはお会計をし、テーブルを片付けます。いろいろやることがありそうなものですが、それらの仕事もお客様が少なければあっという間に終わってしまい、またやることがない暇な状態になってしまいます。

 

ホール担当も、キッチン担当も同じ状態でした。あまりに暇すぎるのはどうしてその時間をつぶしていいかわからず、逆に困るほどでした。ですから、アルバイトスタッフたちはみな、お客様がご来店してくれるのを本当に心待ちにしていました。

 

私のアルバイト先の飲食店はチェーン店でした。同じ系列の店舗のなかには忙しく繁盛している所もあり、お店全体の業績としては悪くはなさそうでした。しかし私が働いていたお店は場所も分かりにくく、駅からのアクセスもあまり良くなかったこともあってか、忙しくなることの方が珍しかったのです。

 

やることがなくなり手持ち無沙汰になってしまった時は、積極的に掃除を行なっていました。しかし、考えることは他のアルバイトスタッフたちも同じでした。他のスタッフがすでに色々な所を掃除してくれているので、店内で汚れている所を探すのが大変でした。そんな経緯から、店内は本当に掃除は行き届いており、お店に本部からチェックが入った際は、お店の清潔さに関していつもとても高い評価をいただいていました。

 

店長がとても気さくな方だったこともあり、アルバイトスタッフはみな仲が良かったです。忙しくなかっただけにそれぞれがコミュニケーションをとりあう機会も多かったので、とても楽しく働くことができました。

 

勤務開始時および終了間際の仕事内容としては、バイトに入った際は開店準備と両替え、最後の時間帯に入った際は片付けとレジの清算作業がありました。わたしは比較的長くこのバイトを続けていたのでもう慣れっこでしたが、これらの仕事は新人さんはやり方を覚えるのに少し苦労していました。といっても、暇なお店であるだけに新人さんに教える時にも、ゆっくり時間がとれることが多かったので、丁寧に説明をすることができました。わたしがまだ新人だった時も、不安な点がなくなるまで先輩から丁寧に教えていただくことができました。メモ帳でメモをして、分からないところがなくなるまで聞けたのはとても助かりましたね。

 

 

 

どんな仕事も、アルバイトに慣れない最初のうちは先輩から丁寧に教えてもらうと非常に助かります。とはいえ、大抵のアルバイトでは、先輩方は自分の仕事で手が一杯で、説明を手短に終わらされてしまい、質問する時間もないままというケースも少なくはないでしょう。

 

その点、私のアルバイト先では、しっかりと説明してくれる良い先輩に巡り会え、あまり忙しくないお店だけに仕事をじっくり教えてくれる空気感がありました。お店が繁盛していないのは困ったものですが、そこで実際に働く人間にとっては正直楽な仕事だなと感じてしまったバイトでした。

 

   (楽なアルバイトの体験談 20代女性)

 

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