私が今まで経験してきたアルバイトの中で楽な仕事だなと感じたものは、浄水器販売のアポイントメントを取るコールセンターでのアルバイトです。

 

出勤するとその日に電話をかけるリストが手渡されます(電話番号がびっしり書いてあるのですが、どなたのお宅かもわからないリストです)。それを上の方から電話をかけ続けるだけのアルバイトでした。実際に電話をかけると、なかには、現在使われていない番号や、学生寮なども含まれているのですが、そのときは電話番号に×をつけるだけで終了です。

 

つながったお宅には説明を始めますがだいたい「結構です」とガチャ切りされて、その場合も×をつけるだけ。たまに話を聞いてくれるお宅もあり、そのときは、マニュアルに従って、浄水器の魅力を感情を込めて御案内するという簡単なものです。

 

御案内する内容は、パターンが決まっているだけに慣れてくるとアドリブも入れてよりアポイントメントを取りやすくなりました。一日アポイントメントを3件以上取るとボーナスが支給されることもあって、とても美味しいアルバイトでした。

 

アルバイト仲間のなかには、結構苦戦されている人もいましたが、私にはとても向いていたよう。一日10数件はアポイントメントを取ることができていました。アポイントメントさえ取ってしまえば、後は営業マンが実物を持ってご自宅に訪問するので、私にとっては責任もなく楽チンでした。

 

アルバイト仲間のなかには「ガチ切りされるのが辛い」ですとか「話すら聞いてもらえないのが辛い」とか言ってすぐ辞めていく方も多かったです。私も最初はそのように感じていましたが、100件電話して1件聞いてもらえればいいやくらいに考えるようになってからはまったく辛くなくなりました。

 

そのコールセンターでアポイントメントの仕事を始める前はファーストフード店で立ちっぱなしのアルバイトをしていました。ファーストフード店では対面で怒鳴られたりもしていたので、それに比べたら、コールセンターでのアルバイトは断然楽な仕事でした。なぜなら、終始座っていられますし、怒鳴られても電話口なので適当に謝って電話を切ってしまえばよかったからです。

 

声を使う仕事なので、長話をした時はのどが渇いて滑舌が悪くなることもありました。そんなときは電話の合間に、はちみつのど飴をなめてリフレッシュしていました。

 

 

 

コールセンターでのアルバイトは時給もなかなか良い点も魅力的でした。アポイントメントをたくさん取るとボーナスも支給される点も気に入っていて辞めたくなかったのですが、学業が忙しくなり辞めてしまいました。

 

その後、通っていた大学での課題も落ち着いたのだ復帰しようと思い、アルバイト先に電話をかけてみたものの繋がりませんでした。周囲の噂によるとどうやら倒産したとか耳にしました。

    (楽なアルバイトの体験談 30代女性)

 

>>楽なアルバイトの体験談(長期アルバイト)