厳密に言えば、柏市の地名である豊四季ではなく、流山市の

野々下3丁目にあります。豊四季駅から歩いて行ける所。

 

江戸時代、千葉県北西部には徳川幕府が軍用馬を育てる

「小金牧」という牧場が広がっていました。その頃、農地へ

の馬の侵入を防ぐために、堀と土手を組み合わせた

「野馬土手(のまどて)」を築きました。

 

総延長140kmとも言われる大土木事業です。

 

一部、行政の支援によって残されているところもありますが、

地主さんが保全したくても、莫大な相続税や固定資産税がかか

るので、手放さざるを得ないケースが多いようです。

ここも住宅地になるそうです。

 

この写真は、文化遺産の貴重な記録となると思います。

 

私が小金牧や野馬土手の話を初めて知ったのは小学生の頃、

当時から歴史好きだったわけではなく、小学校の郷土学習の

一貫で、授業の中で先生から話を聞きました。

 

教育の現場では、「愛国心」が言われることが増えましたが、

一方で郷土学習はほとんどなくなっているように思います。

自分の住む地域にどのような歴史があるのか、郷土の人びと

がどう生きてきたのかを知ることこそ、大切に思うのですが。

 

『下総開墾を歩く 「東京新田」その後』青木更吉氏   | 塾講師の下総日記

 

 

牧場側に堀を作って、その土を盛り上げています。

そうすると高くなり、馬が越えられません。堀の底に

入ると土手の上まで3mくらいの高さです。

 

発掘調査のために、崩されて断面が見えています。

 

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