コロナ禍により、雇止め・解雇などの話が行き交う中、一方で食品スーパーやコンビニなどではあぶれた人たちが職を求め、応募者数が増えているとも聞く。
まあ、実際には応募が来ても、猫も杓子も引っ掛からないような人や面接に無断欠席する輩も多いようなので、単に採用者側の負担が増えているだけ、というのが実態のようだが、それでも応募者が来るだけでもマシ!と思うお店もあることだろう。
そこで慢性的な人手不足で悩まされているお店に、少しでも解消出来るような方法をお伝えしたい。
一般的には
時給を上げる
働く回数の基準を下げる(週2回、2時間からなど)
交通費支給
まかないあり
年齢不問
経験不問・初心者歓迎
というところだろうが、時給を上げるのは非現実的だろうし、その他も出来る範囲でやるだけやっているというのが本音であろう。
そこで提案するのが「仕事範囲の限定化」である。
例えばコンビニなら、仕事範囲は
・レジ接客
・品出し・商品整理
・掃除・ごみ捨て
・ファーストフード調理
主だった内容は上記であろう。
これらをどれかに限定する。限定しやすいのは、掃除系と品出し系である。
非接客業務の方が単純作業でハードルが下がりやすい。
もちろん逆に接客オンリーでも良い、中には接客サービスとスピードには自信がある人もいるだろうからだ。
自分がコンビニで働いていた時、仕事範囲を限定する風潮は無かった。
雇った以上、全ての仕事を覚えさせ、出来るようになるのが当たり前だったから。
だから、あるフランチャイズ店の担当になった時、掃除専門の中年者を雇っているのを見て目から鱗が落ちる思いだった。
今の時代、掃除を専門業者へ委託する会社は珍しくないから、それを自店のアルバイトに取り入れても問題ないであろう。
その代わり、時給に差をつける。
全ての仕事範囲をこなす人は1,000円スタート。仕事範囲を限定化する人は950円スタート(最低時給を下回らないこと)などである。
募集条件には研修時給950円、正規採用1,000円と記しておき、面接の段階で上記のような採用形式もあるとしっかり伝えれば、嘘ではないから問題ないであろう。
店によって、限定化する仕事範囲はアレンジを加えればいいと思う。皿洗い・デシャップなどなど。その分、他の人の作業負担の軽減が出来るだろう。
大手になると、決まった教育プログラムがあり、満遍なくすべての業務を覚えさせる仕組みがあるため、仕事範囲の限定化の導入は難しいであろう。
しかし、最初は限定化しておいて、慣れた頃に業務範囲を広げ結果的にすべての仕事をしてもらうのであれば、双方にとってメリットがあると思う。
考え方の一つとして参考になれば幸いである。