2013年9月から2015年末頃まで全国出張して建設業専門で経営コンサルタントをしてました、その当時のお話です。
 
前回の続きです。
元帳のデータをまとめたエクセルを社長と経理の人に渡し、1つずつ聞いていきます。
例えば給料なら、今期の金額予測、今後の採用予定や退職予定、昇給予定など。また、どんな役割の人なのか、現場作業員、施工管理技士、営業、総務の人などを分類していきます。
後で組織図に落とし込むためでもあります。
元帳を貰った時に給与台帳も貰って、1人ずつの給与体系のチェック、同時に資格手当も確認しました。施工管理技士の待遇を見たいからです。
一級施工管理技士は土木や建築などに分類されますが、所有していないと現場の責任者にはなれません。
この点については人材確保の戦略の観点もあるので、後に記します。
 
以下、福利厚生費から事務用品費、通信費など、同じように今後の支出予定や新規契約、削減予定などを聞いて、今期の予想を作って行きます。
多くはそれほど毎期変わる事はありません。水道光熱費も多少の寒暖の差はあれ、毎期使用量は大差ないものです。
決算期が近ければ、来期の計画、決算が終わったばかりなら今期の予定を立てることになります。
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