上の2つの写真、どちらが儲かると思うだろうか。値段は同じとする。
特に答えは無いのだが、最近担当する会社は、いくら儲かっているのか分からない事が多い。
例えば飲食店なら原価は3割と言われるため、上の写真で言えば、売価が700円なら210円で作れるはずである。
なのに、一体いくらで作っているのか分からない、そもそも一つずつの値段を考えずに売価を決めていることが多い。
近隣の店は800円だから、少し安めにしようとか、同じ値段で量を増やそうなどだ。
が、料理の技術はおろか、仕入先も価格交渉力も違うのに、そんな理論で値段を単純に決められるわけが無い。
隣の店は安く仕入れられるルートがあるかもしれないし、調理に抜群のセンスがあるなど、強みがあるかもしれないからだ。
だから、全く同じ条件なら単純な理屈で値決めを出来るだろうが、普通はもっと一品ずつをよく見て値段設定をするべきなのだ。
毎月、試算表が出ない会社は大体赤字だ、ひどい会社は年に1回の決算書だけでしか、損益が分からない。
そして、粉飾をしていれば真の利益、真の経営状態が分からないまま、何年も過ぎていき、なぜずっと資金繰りが厳しいのか分からないまま倒産していく。
倒産しないまでも、親族親戚、消費者金融からお金を借り続け、来月には入金が増える、そのうちに売上が戻ってくるなど半分根拠のない理由付けをして、やり過ごしている会社の多いことか。
面倒でも、毎月試算表は作るべきだ。現預金の動き、請求書をしっかりまとめて、毎月の損益を確定するべき。それが1ヶ月遅れの把握でも分からないよりまだマシである。ひどい会社は3ヶ月後に試算表が上がるというが、1年に1回の会社よりはまだマシか 笑
3ヶ月後の体制でも、少しずつ早く出る体制に持っていけばよい、まずは改善を進めることなのだから。
理想は10日後だ。10月の損益が11月10日に分かる、これなら対策をすぐに立てることが出来る。
黒字への改善の第一歩は、試算表の早期作成だ。

