ビームスが新しく新設したブランド「ビーミングライフストア」で
ICタグを導入。
現在の価格は1枚10円程度に下がってきている。
この5年間で5分の1程度になったことになる。
2004年に経済産業省が響プロジェクトと称して
ICタグの普及に力を入れ、1枚5円を目指したが
なんとか2倍程度に金額に下がってきたことになる。
ICタグの導入のメリットは何か。
それは棚卸のしやすさが一番に上がるだろう。
いままでは棚卸日にスタッフを厚めに配置し、
商品点数6000点あれば10人が手分けしても20時間はかかっていた。
当然、店は休業しているから稼働日が減ることにもなる。
それがビーミングだと3人で2時間で終わると言う。
棚卸日でも通常シフトで、販売員も接客に集中できる。
ビーミングは、紳士、婦人、子供のラインを持ち
サイズ展開を4~5種類にしているためより多品種な商品展開と
なっている。効率的な管理をするのにICタグは持って来いというわけだ。
主力ブランドより3割程度価格を抑えているため、在庫回転率が
5割程度高いというビーミング。その数値には他社は舌を巻くことだろう。
何より驚きの進化を遂げたのは、試着室に何を持って行って、どれが購買されたのか分かる点だ。現在、稼働に向けて設置を検討しているという。これがわかれば開発に役立つだろう。
ICタグで先行する米国はウォルマートとJCペニーが在庫管理で導入済。
日本ではまだビームス・アローズなど少ない。ベイクルーズでも今年中の採用を検討中。
正価販売比率の少ないアパレルなら、ICタグの導入のコストインパクトは大きい。
今年がICタグ元年となるか、注目だ。
日経流通新聞より。
