走れ!繁盛店への道 52週の戦い方 



ビームスが新しく新設したブランド「ビーミングライフストア」で

ICタグを導入

現在の価格は1枚10円程度に下がってきている。

この5年間で5分の1程度になったことになる。

2004年に経済産業省が響プロジェクトと称して

ICタグの普及に力を入れ、1枚5円を目指したが

なんとか2倍程度に金額に下がってきたことになる。


ICタグの導入のメリットは何か。

それは棚卸のしやすさが一番に上がるだろう。

いままでは棚卸日にスタッフを厚めに配置し、

商品点数6000点あれば10人が手分けしても20時間はかかっていた。

当然、店は休業しているから稼働日が減ることにもなる。


それがビーミングだと3人で2時間で終わると言う。

棚卸日でも通常シフトで、販売員も接客に集中できる。

ビーミングは、紳士、婦人、子供のラインを持ち

サイズ展開を4~5種類にしているためより多品種な商品展開と

なっている。効率的な管理をするのにICタグは持って来いというわけだ。

主力ブランドより3割程度価格を抑えているため、在庫回転率が

5割程度高いというビーミング。その数値には他社は舌を巻くことだろう。


何より驚きの進化を遂げたのは、試着室に何を持って行って、どれが購買されたのか分かる点だ。現在、稼働に向けて設置を検討しているという。これがわかれば開発に役立つだろう。


ICタグで先行する米国はウォルマートとJCペニーが在庫管理で導入済。

日本ではまだビームス・アローズなど少ない。ベイクルーズでも今年中の採用を検討中。

正価販売比率の少ないアパレルなら、ICタグの導入のコストインパクトは大きい。

今年がICタグ元年となるか、注目だ。



日経流通新聞より。